金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

八分咲きが美しい!

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桜が見ごろを迎えている。

 

この写真、実は1本しか植えられていない桜を、地面から

快晴の空へ向かって、撮影したものだ。

 

あたりはビルに囲まれていて、その中でひと際、美しく、

たくましく、その存在感を放っていた。

 

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こちらは、昨晩、友人たちと花見をしたそばで、

横向きに伸びる、枝ぶりのいい桜。

刻一刻と、花が開いていく様が、美しかった。

 

桜の花は、咲いて、散るまで、実に儚い。

一日のうちに、つぼみが芽吹き、花となり、

そして、たちまち散ってしまうのだ。

 

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桜並木は、日本的な風景の中で、その代表格だろう。

一年のうち、二週間くらいの命、切ない運命である。

 

桜の花が最も美しいのは、八分咲きだと言われる。

満開の方が、ふわふわ浮きあがって綺麗に見えるが、

あとは散るだけの姿に、未来はないから、だろうか、

明日、満開になるはずの八分咲きが、より力強く、

希望を抱かせてくれるから、なのかもしれない。

 

なんだか、人間的である。

 

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この桜たちは、昨晩、花見をした同じ場所を、今日、

クルマで通りがかったとき、一旦停止、撮ったもの。

昨日より、花が開いているのがよく分かるのである。

 

花の命は短くて 苦しきことのみ多かりき

 

林芙美子さんの名句。

人生は、花が咲くのは短くて、苦しいことばかりだ、

という解釈になるのだろうか、それでは寂しすぎる。

桜は毎年、花を咲かせることができるのだから。

 

八分咲きのノリノリな感じで、上を向いて歩こう

桜は咲いて、散る、のではない。

桜は散って、また花咲く生き物である。

 

人間も、そうありたいものだ。

 


Mr.Children「花の匂い」Music Video - YouTube

 

情熱とか、ときめきとか

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テニス全豪オープン2015 車いす男子 国枝慎吾 3連覇で8度目V(朝日新聞デジタル

 

錦織圭選手の、初のグランドスラム制覇なるか?

話題集中の今大会、車いす男子の絶対王者国枝慎吾選手が、

前人未到の大偉業を達成した。

 

車いすなのにスゴイ、と思うだけの人は、彼の本当の姿を知らない?

もちろん、僕がよく知っているわけではないので、偉そうなことは

言えないのだけど。

 

そのスピリット=精神、がケタ外れであることは、間違いない!

メンタルが強い、ではなく、スピリットがズバ抜けてるのである。

最近の若いアスリートに言わせれば、「魂のテニス」みたいな。

以前、NHKの「アスリートの魂」でも、取り上げられたほどである。

 

彼を語れないので、あえて、これ以上のコメントは控えておくが、

すごく勇気を与えてもらった、世界一の国枝選手に感謝したい。

 

僕が言いたいスピリットは、スポーツのそれにあてはめていくと、

なんとなく想像しやすいかもしれない。

 

かける想い、こみあげてくるもの、喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、

それは苦しい練習、フィジカルトレーニング、メディカルチェック、

コーチやスタッフのサポートなど、準備によって身に付けたチカラ、

技術や戦略で臨む、試合本番でのパフォーマンス(実行)の最中に、

観客に伝わるほどに盛り上がり、熱くする何か、だと思う。

 

情熱とか、ときめきとか・・・、人間に生まれたおかげの感情。

 

ん?ゾーンに入ったか?

自分が何を言いたいのか、よく分からなくなってきた(笑)

 

僕が、大学のバレー部時代、必ず歌う応援歌があった。

その最後のところの一節、

 

♪若者の瞳は澄みて 譲るなき情熱を焚く♪

(わかものの めはすみて ゆずるなき じょうねつをたく)

 

今、思い出すとすごくいい歌だと思う、いい歌詞だ。

「ごめんね青春!」って、叫びたくなる。

練習とか試合とかで、思い切り叫ぶことなんて、今ないし。

 

やはり、ゾーンに入っている。

 

チョット、この辺で終わります。

 

百恵さんが歌っているのに聞こえない、情熱とときめき?


山口百恵 美・サイレント - YouTube

ナウイスト(NOWIST:現在主義者)になる?

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会社の初詣は、氏神様(だと思う)春日神社にお参りしたのだが、

1月4日のことなので、もう10日ほど前の話である。

が、年始、最初の投稿なので、初詣の写真を載せることにした。

 

なんとなく、年が明けて2週間も経ってしまったので、目標だとか

やりたいこととか、話しそびれてしまった。

 

今回は、正月のテレビ番組について、書いてみようと思う。

 

総じて、つまらない正月テレビ番組の中から、ピックアップして、

録画したものを、さらに絞りこんで、良さげなものだけ鑑賞した。

 

一番、面白かったのは、Eテレ「スーパープレゼンテーション」

新春SP「伊藤穣一×山中伸弥 未来を語る」であった。

山中氏は、言うまでもなく、ノーベル生理学・医学賞受賞者、

iPS細胞研究の第一人者で、京都大学教授である。

 

伊藤氏は、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの

所長、IT分野の中でもセキュリティーの専門家だ。

 

山中氏は、52歳、伊藤氏は、48歳。

僕は、50歳だから、その中間の年齢なのだが、立っている場所が

違う、残念ながら(>_<)

畏敬の念を抱きつつ、その番組に見入った。

 

最も感銘を受けたのは、伊藤氏の世界観?ナウイストになろう、

という考え方である。

それは、こんな感じ。

 

インターネットの普及により、流通や通信のコストが下がった。

そのおかげで初期投資が少なくて済むようになり、モノづくりの

リスクも下がった。

そうすると、あれこれ考えたり躊躇しているよりも、とりあえず

作っちゃったほうが早い。

イノベーションは、今後そうやって生まれると思う。

 

あんまり計画を立てたり、リスク管理ばかりに気を配っていないで、

どんどんやってカラダで覚える。

そういうナウイスト(現在主義者)な生き方が、大事だと思う。

 

一方、山中氏は、人生の節目を迎えたとき、例えば、30歳、40歳に

なったとき、感じることは、特段なかったらしい。

ただ、50歳になったときは、残りの人生がそんなに長くないなと、

少し考えたそうだ。

 

そして、その結論は、

「無茶をできるうちに、無茶しておこう!」

だそうな。

山中氏がマラソンを走っていることは知っていたが、このアイデア

実にたくましいお方だと感心した。

 

頭がいいお二人の考え方は科学的ではなく、体育会系だな、と思った。

つべこべ言わずに、やろうぜ!みたいな感じなのだ。

 

番組では、TEDの中から、選りすぐりのプレゼンを再放送した。

TED:Technology Entertainment Design

昨年、Eテレで放送したプレゼンの中から、3人を取り上げ、

およそ13分で発表されるスピーチが紹介された。

再放送が、NHKBSプレミアムで1月30日(金)0時からあるので、

興味のある方、見逃した方は、是非ご覧ください。

 

結局、伊藤氏が提言するナウイストとは、極論すると、

「いつやるか?いまでしょ!」

と、かぶるわけで、同じと思ってもいいかも、ですね(笑)

 

おあとがよろしいようで(^-^)/

 


Mr.Children - I&#39;ll be - ap bank fes 10 LIVE - YouTube

しばれる夜に

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午前3時、ホテルの窓からギリ見えた東京タワー。

 

12日~15日、とあるイベントと少し仕事で、東京へ出張した。

楽天トラベルで、早めに予約が取れたホテルは居心地がよく、

デスクワークの筆も進んだ、ん、PCだから、筆じゃないか?

 

10月に1回目、今回が2回目、あと年明け2月に最後、3回目。

新しい出会いや、気付きが回を重ねるごとに増えていく。

悪くない、のである。

 

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こっちは、エレベーターホールから見えた新宿副都心。

完全に、お上りさん状態?

無理もない、宿泊階が20階、エレベーターに乗ると

耳がキーンとなってしまうのだから。

 

少し仕事は、ビジネスパートナーのA社訪問である。

A社は新宿にあり、社長面談と仕事の打合せをした。

 

その後は、大学時代の同級生とランチ。

建築家としてキャリアを積み重ねるCくん、

パートナー建築家のTさん。

あと、大手広告代理店H社から独立したSくん。

4人で、南青山蕎麦屋で、語り合った。

 

Sくんとは、20年以上、会っていなかったから、

再会が、すごく嬉しかった。

 

みんな、たくましく、東京で頑張っているし、

刺激をたくさんもらったし、楽しかった。

 

何より、僕のために時間を作ってくれたことが、

ホントに有り難かった。

 

福岡に根ざし、福岡の役に立つ仕事がしたいから、

自ずと出不精になってしまいがちなのだけれど、

積極的に外に出て、気持ちを新たにすることは、

それが自分に帰って来て、フレッシュなアイデア

異なるアプローチのきっかけになる。

 

所詮、ひとりで出来ることは、限られているし、

自分に閉じこもると、思考は停止してしまう。

 

やっぱり、時代はコラボである。

多くの人と関わって、様々な仕事をしたい。

 

ラジオからは、クリスマスソングのメドレー。

しばれる夜に。

 

28年前のビッグコラボ?

Kissin'Christmas(クリスマスだからじゃない)


MERRY X&#39;MAS SHOW &#39;86 桑田佳祐&amp;松任谷由美&amp;さん ...

期日前投票に行って、想う・・・。

この選挙、一体、誰のためにやるのかな?

 

昨日、自らが住民であるO市の市役所へ、期日前投票に行った。

ちょうど、お昼休みになるくらいだったろうか。

想像したほど閑散としていたわけでもなく、意外と人が来ていた。

 

期日前に投票をする際、理由をアンケート形式で問われるので、

「仕事」に丸をつけて、本人記名をして投票へ進む。

なるほど、投票日当日に何らかの事情が無いとダメなのか?

僕は出張のため、物理的に地元投票が出来ないので、良し、だ。

 

で、この選挙、一体、誰のためにやるんだろう?

 

まず、小選挙区の投票。

我が区の候補者は、3名

・自○党1名 ・民○党1名 ・共○党1名

 

この中で1名を選ぶのだが、他の党の候補者がいない中で、

任意の党の1名が当選するシステムである。

仕方がないので、その中の1名に、清き1票を入れる。

 

次、比例代表の投票に進む。

ノミネートされた政党のうち、1つを選ぶ。

ここで、またしても矛盾を感じながら、1つを選んだ。

比例代表という制度は、以前から気に入らないのだが、

国民の義務として、清き1票を入れた。

 

最後、最高裁判所裁判官国民審査、である。

相応しくないと思う人がいれば記す、というもの。

これはもう、意味が分からない制度、理解不能である。

 

僕は、2年前にも、選挙制度について嘆いた。 

この国の制度 - 金ちゃんの本音と建て前+plus

 

この選挙、一体、誰のためにやる、のだと思いますか?

 

前回選挙からの2年間を振り返ると・・・。

 

ア○ノミクスが効果を上げたとされる、円安は進み過ぎた。

アバウトで、1ドル80円 ⇒ 120円

輸出産業が喜ぶ = 輸入産業は痛手を喰らう

 

ア○ノミクスは、株価(日経平均株価)も上げた。

アバウトで、9,500円 ⇒ 17,500円

しかし、海外の投資家の方が多いと見られている。

日本企業が、あるいは日本人が恩恵を受けているとは、

よく分からないのである。

 

この2年の間に、安○政権下で、他に目立ったものと言えば、

流行語大賞にもなった「集団的自衛権」の一件か。

憲法を変えず、憲法の解釈を変えるという荒業であった。

 

他に、何かありましたっけ?

ありました、東京オリンピック開催国、決定!が。

もし、これがなかったら、日本はどんな感じになっていたか、

想像すると怖いかも、である。

 

そして、年の瀬、慌ただしく衆議院解散、総選挙である。

この選挙が、何のために必要なのか、説明が無いままで。

出来レース、じゃないの?数百億円もかけて?

 

この選挙は、ある党のためにやる、他にないでしょ。

 

期日前投票、ささやかに、清き1票で抵抗してきましたとさ。

 

気分を変えて、みんなで過ごす年越しに「雪が降る町」を。


雪が降る町 - YouTube

街角にはクリスマスツリー♪

12月が来てしまった、もう・・・。

 こちら、JR博多駅ごと、クリスマスツリーである。

 

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まだ、3週間以上先のイベントだというのに、この騒ぎ。

福岡では、天神の警固公園のイルミネーションも有名である。

 

こないだ、ハロウィンやったばっかじゃん。

日本人に、宗教は関係ない?なんでもアリである。

 

さて、残すところ1ケ月を切ってしまったのだが、1/12年と思えば、

まだまだジタバタして、餅代を稼がなければならない。

今日、会社の銀行口座の通帳記帳に行って、ちょっとピンチかも?

と、今年一番の冷たい風に吹かれて、なお武者震いをした。

 

一方で、本の執筆をしようと、準備を進めている。

住宅に関する本は、たくさん出版されているけれど、自分なりの

切り口で、日本の持ち家について書いてみたいと思っている。

しかし、面白くない本を出しても役目を果たすことができないし、

できれば、マンションや戸建てが欲しいと思っている人の、

役に立つ内容にしたいと考えている。

 

2015年へかけて、年末年始は、例年の飲み会参加を我慢して、

自分のための時間を確保、その時間を有効に使いたいのだが、

自分から人を誘わなければ、自ずとできそうな気もする(笑)

 

先ほどネットで、新語・流行語大賞の発表ニュースを見た。

 

「ダメよ~、ダメダメ」by 日本エレキテル連合

 

衝撃のニュースである、確かに何度見ても面白いのだが。

この流行語大賞だけは、狙って獲ることが最も難しい賞の

一つではないだろうか?

コンビのネーミングも、重ねてノミネート、行けたのでは?

 

ちなみに、「一発屋で終わるのでは?」との質問に、

「他にもあるから」と答えていた、日本エレキテル連合

他のも見たことあるけれど、朱美ちゃんが小平市の細貝さんへ

繰り出す「ダメよ~、ダメダメ」を凌ぐような面白いネタは、

今年、年末の段階では、「ない!」と言い切れる。

 

来年も大賞を期待したいが、2連覇することが最も難しい、

いや、ありえないのが流行語大賞だろう。

2年連続ノミネートでも、至難の業である。

なにしろ幼稚園児たちにまで流行らすパワーが必要となると、

2年続ける難しさを、余計に感じるのである。

 

集団的自衛権」は、「ダメよ~、ダメダメ」である。

流行語じゃなくて、分かりやすく説明すべき言葉である。

幼稚園児のみならず、大人でも理解するのが大変なんだから。

「ダメよ~」だけでは、賞が軽んじられるという理由で、

おそらくセットにしたのだろう。

ユーキャンも、世間体を気にするようではいけない。

しかし、年明け、一斉に各新聞に折り込む通信教育広告の

品位を落とさないために「集団的自衛権」も付けておいた、

という構図だったのかもしれない。

 

街角にはクリスマスツリー♪さいでんなー♪ほーでんなー♪

by 山下達郎もとい、嘉門達夫

 

気分転換できたので、仕事に戻ります(^-^)/

 


Nat King Cole - The Christmas Song - Lyrics Below ...

 

 

ちょっとしたリノベ

真夏を迎えないままの、残暑である。

 

さて、7月・8月、中古マンションのリノベーションを

3物件受注、企画・設計・施工をさせていただいた。

 

オーナーは、大手マンションデベロッパーS社

本来は、新築マンションを企画・分譲する会社である。

 

リノベーション

リノベーションとは、中古住宅に対して、機能・価値の再生のための改修、

その家での暮らし全体に対処した、包括的な改修を行うこと。

例えば、水・電気・ガスなどのライフラインや構造躯体の性能を

必要に応じて更新・改修したり、ライフスタイルに合わせて間取りや

内外装を刷新することで、快適な暮らしを実現する現代的な住まいに

再生していきます。

以上、リノベーション住宅推進協議会HPより

 

今回の3物件は、提案型のリノベーションである。

どちらかと言えば、ちょっとしたリノベ、かな?

 

周知の通り、分譲マンションは築年の古いものほど

都心立地に建ち、交通利便性に優れ、生活利便性も良く、

希少価値が高いのである。

 

そのうちのひとつ、「シャンボール大名B棟701号室」

今週末に、弊社主催でオープンハウスを限定公開する。 

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このマンションは、福岡市中央区の中でも人気の高い

大名2丁目にある15階建、381戸の大規模マンション。

自身で建替え工事の決議をしない限り、新しい物件が、

同様の条件で計画されることは、難しい立地である。

 

つまり、とても得難い中古マンションなのである。

ご興味ある方には、ぜひ実物を見て頂きたい。

 

おや、本ブログ初の営業的記事になってしまってる?

いえ、素直に、出来栄えを見て頂きたい気持ちなので。

 

設計事務所であり不動産会社でもある、エス・デザイン。

その強みを活かして、積極的にリノベやっていきます。

もちろん、新築もやりますし、何でもやる構えです。

あれ、どんどん、営業的になってきた?

 

そうこうしているうちに、今年の夏も過ぎてしまうようで

名残惜しさを感じないくらい、あっけなく。

 

こんな季節に、誰か(男性)とデュエットしたい歌で、

最後は締めたいと思う。

タモリさん「贅沢だ」って、つぶやいてます。)


夏の終わりのハーモニー / 井上陽水&amp;玉置浩二 - YouTube