会社の初詣は、氏神様(だと思う)春日神社にお参りしたのだが、
1月4日のことなので、もう10日ほど前の話である。
が、年始、最初の投稿なので、初詣の写真を載せることにした。
なんとなく、年が明けて2週間も経ってしまったので、目標だとか
やりたいこととか、話しそびれてしまった。
今回は、正月のテレビ番組について、書いてみようと思う。
総じて、つまらない正月テレビ番組の中から、ピックアップして、
録画したものを、さらに絞りこんで、良さげなものだけ鑑賞した。
一番、面白かったのは、Eテレ「スーパープレゼンテーション」
山中氏は、言うまでもなく、ノーベル生理学・医学賞受賞者、
iPS細胞研究の第一人者で、京都大学教授である。
伊藤氏は、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの
所長、IT分野の中でもセキュリティーの専門家だ。
山中氏は、52歳、伊藤氏は、48歳。
僕は、50歳だから、その中間の年齢なのだが、立っている場所が
違う、残念ながら(>_<)
畏敬の念を抱きつつ、その番組に見入った。
最も感銘を受けたのは、伊藤氏の世界観?ナウイストになろう、
という考え方である。
それは、こんな感じ。
インターネットの普及により、流通や通信のコストが下がった。
そのおかげで初期投資が少なくて済むようになり、モノづくりの
リスクも下がった。
そうすると、あれこれ考えたり躊躇しているよりも、とりあえず
作っちゃったほうが早い。
イノベーションは、今後そうやって生まれると思う。
あんまり計画を立てたり、リスク管理ばかりに気を配っていないで、
どんどんやってカラダで覚える。
そういうナウイスト(現在主義者)な生き方が、大事だと思う。
一方、山中氏は、人生の節目を迎えたとき、例えば、30歳、40歳に
なったとき、感じることは、特段なかったらしい。
ただ、50歳になったときは、残りの人生がそんなに長くないなと、
少し考えたそうだ。
そして、その結論は、
「無茶をできるうちに、無茶しておこう!」
だそうな。
山中氏がマラソンを走っていることは知っていたが、このアイデア、
実にたくましいお方だと感心した。
頭がいいお二人の考え方は科学的ではなく、体育会系だな、と思った。
つべこべ言わずに、やろうぜ!みたいな感じなのだ。
番組では、TEDの中から、選りすぐりのプレゼンを再放送した。
TED:Technology Entertainment Design
昨年、Eテレで放送したプレゼンの中から、3人を取り上げ、
およそ13分で発表されるスピーチが紹介された。
再放送が、NHKのBSプレミアムで1月30日(金)0時からあるので、
興味のある方、見逃した方は、是非ご覧ください。
結局、伊藤氏が提言するナウイストとは、極論すると、
「いつやるか?いまでしょ!」
と、かぶるわけで、同じと思ってもいいかも、ですね(笑)
おあとがよろしいようで(^-^)/