金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

四十の手習い?

正確には、四十九の手習い、今日、チャレンジ・スタート!

 

何を?

TOEIC公開テストの受験、である。

 

TOEIC公開テストは、

●リスニング45分間・100問・5~495点

●リーディング75分間・100問・5~495点

トータル・10~990点のスコアで5点刻みで表示される。

 

2時間、英語と格闘する試験、しかし、全く時間が足りなかった。

 

リスニングは、否応なしに問題が出題されるから、45分で終わる。

一方、リーディングは、時間をセルフコントロールする必要があり、

途中で詰まると、時間だけが進み、お手上げになるのである。

 

結局、最後の40問くらいは、当てずっぽうになってしまった(^^;)

 

まあいい。

 

挑戦は、始まったばかりである。

 

それにしても、受験者、若い人が多かった。

おそらく、20代前後の人が半数くらい、あと女性が多い。

我が受験室の中では、僕が最年長だったかもしれないなあ。

 

ん、それもまた、いい。

 

テレビでは、中日ドラゴンズ山本昌投手が最年長先発勝利、

47歳10ヶ月で記録更新、達成のニュースをやっている。

タイミングがよすぎる(笑)

 

そもそも、四十の手習いより、六十の手習いが一般的らしい。

学ぶのに遅すぎるということはない、とのたとえだ。

Yahoo!知恵袋によれば、だけどね、ハハ・・・。

 

ともかく、仕事と勉学の両立、もうひとつ運動もしたいし、

モチベーションをそこそこ維持して、継続したいと思う。

 

できるかな?

 


できるかな - YouTube

Dead or Alive

およそ10年間の闘病生活の末、尊い人が他界した。

とうとう、恩返しできないまま、その日が訪れた。

 

亡くなる5日前に、入院していた病院へ伺い、様子は知っていた。

間もなく、その日が訪れることも。

 

人間は、生きとし生けるものは、死ぬ。

当然、自分も、大切な人も。

 

「死んだとしても、心の中では生きている。」

そのような表現がよく使われるが、そのとおりである。

 

記憶の中の故人は、過去の、最も元気な姿で生き続ける。

そして、笑顔である。

 

生きていても、死んでいたとしても・・・。

尊い人は、尊い人である。

 

だからこそ、尊い人の分まで胸の奥にプラスして、

生きている以上、強く生きていこう。

「支持しない選挙」の提案

日本維新の会のH下代表の発言をめぐり、政党支持率が低下している。

連日、テレビや新聞各紙などメディア、web上で報道されているが、

まったく見ていて、気分がよくないニュースである。

 

H下代表の発言の内容、この時期に発言する意図、撤回しない理由、

知りたくもないし、聞きたくもない、今、話題にしたくもないのだが。

 

問題は、これからの政局、ではないか。

 

一時期の盛り上がりはないものの、民主党が沈んだ野党グループの中で、

日本維新の会に期待を寄せる有権者は、少なくなかったからである。

 

みんなの党のW辺代表が、夏の参院選での選挙協力解消を表明した。

維新の会との協力解消どころか、いきなり破局である。

 

維新+みんな、で数を稼ぎ、自民党の一党支配を許さない作戦がナシ?

もともと選挙のため、だけだったのだろうが、お粗末な展開である。

 

参議院議員は、比例代表制で96名、選挙区制(都道府県別)で146名、

定数242名、任期6年、選挙は3年おきに半数を改選する。

 

つまり、今年の夏(7月頃)、121人の議席を争う選挙が行われるのである。

選挙は、公に行われる人気投票なのだが・・・。

 

支持する政党がある、支持する立候補者がいる、のなら、問題はない。

しかし、支持する政党がない、立候補者がいない、国民の義務として、

選挙権を行使したいけど、今回はやめとこっかなあ、みたいな、

結果、投票率が、極端に落ちる可能性が出てくると思うのである。

 

現行制度であれば、無理やり、例えば自民党が嫌いなら、野党第一党に、

立候補者も、嫌いじゃない人に投票する、とか、しかできないのである。

 

ところで、よくメディアなどで、内閣の支持率を調査、発表などしていて、

そこには「支持しない」という選択肢があり、シンプルで分かりやすいし、

僕は、貴重な民意が数字として現れている、と思うことが、しばしばある。

 

この「支持しない」という有権者の意見、これも尊重すべきではないか、

不人気投票を同時に行って、全体のバランスを見る、というのはどうか、

なーんてことを、勝手に考えてみたりするのである。

 

現実的でないと、笑われるかもしれないが、政党、政治家を選ぶことは、

国民の権利、これを結集するしくみが必要だし、有効な手段が求められる。

 

現行の選挙制度、政党に一票、立候補者に一票、ここまでは従来と同じ、

加えて、支持しない政党に一票、気に入らない立候補者に一票を入れる。

 

その集計をどうするか、そこまでは考えてないのだけど(>_<)

 

もし、そんな選挙ならば、政治そのものに対する関心が増えるのでは、

気に入らない政治家を退場させることができて、再編に役に立ったり、

本当に必要とされる政党が、政治家が、はっきりしそうな気がする。

 

さて、いかがでしょう、「支持しない選挙」の提案は?

絵空事ではございますが(^-^)

 


Mr.Children「HERO」.mp4 - YouTube

2時間でおさらい?できない!

先日、TSUTAYAで立ち読みをしていたら、この本を発見。

「2時間でおさらいできる 日本史 近・現代史篇」

2時間でおさらいできる日本史 近・現代史 (だいわ文庫)

2時間でおさらいできる日本史 近・現代史 (だいわ文庫)

この手の本を、時間以内で読んだためしがないのだが(笑)

著者は、予備校の先生である。

河合塾早稲田予備校で、講師をバリバリ務めている方だ。

なので、内容はとても分かりやすく、個人的見解も含まれる。

 

振り返ると、中学・高校時代に習った日本史で学んだことって、

歴史的出来事とか、その年代・年号、関係人物、それらの暗記?

 

時代背景や、人々の暮らし、政治の是非、外国との関係の変遷、

つまり、日本の歴史の意味について、詳しく教えてもらえなかった。

 

さらに言えば、とりわけ、明治維新以降の近・現代史について、

太平洋戦争(第2次世界大戦)前後、国際的な日本の立場など、

習った記憶が無いのである。

受験の準備や、学年末のせいで、時間切れだったのかもしれないが。

 

結局、社会に出て、まったく役に立っていないことに気づく。

 

そんな想いが、TSUTAYAで、込み上げてきた。

僕は、話題の村上春樹の「多崎つくる・・・」などには目もくれず、

その本を衝動買いした。

 

で、完読した。

「実に面白い!」(ガリレオの湯川教授[福山雅治]のように)

 

2時間では読めなかったが、160年間の歴史を2時間で、は失礼だ。

開国→明治維新→自由民権運動→日清・日露戦争→第1次世界大戦

→金融恐慌→中国侵略→太平洋戦争→敗戦・占領下・戦後→現代

てんこもり、である。

 

最後のページには、東日本大震災尖閣列島問題が書かれている。

2013年1月15日第1冊発行、なので、ギリギリまで押さえているあたり、

さすが、予備校の先生である。

 

僕の感想としては、160年の短い間に、よくもまあ多くのドラマが起こり、

トラブルを乗り越え、乗り越えられなくとも前へ進み、また道をあらため、

明治→大正→昭和→平成、と日本は歩んできたものだなあ、と感心した。

 

「日本を今一度せんたくいたし申候(もうしそうろう)」

これは、坂本竜馬が姉の乙女に送った手紙の一節である。

 

現代の日本もまた、グローバル化(国際化)や変革の課題を抱えている。

しかし、せんたくする(洗濯=選択)必要は一回では足りないだろう。

汚れたら、何回もせんたくしなければいけないし、着替えがないから、

また、せんたくしなければ、キレイにならない。

御託を並べるつもりはないが、せんたくする気持ちが大切である。

 

で、次に読むのは、当然、これか?

2時間でおさらいできる世界史 <近・現代史篇> (だいわ文庫)

2時間でおさらいできる世界史 <近・現代史篇> (だいわ文庫)

こちらの著者は、代々木ゼミナールの先生だ。

コロンブスの大航海時代から始まるこちらの文庫本。

パラパラ見ると、芸風が違って面白そうである。

とても、2時間では、読めそうにない(笑)

僕の中にある「es」

エス・デザインという会社名の「エス」は、

なぜ、「S」じゃなくて、「es」なんですか?

 

よく聞かれますが、それは、いい質問です。

 

es」は、英語ではなく、ドイツ語です。

es」を、英語に訳せば、「it」になります。

そのニュアンスは、お国柄も違うので、同じかどうかは

分かりません。

 

同様に、日本語に訳すと、「それ」ということになります。

 

マイケル・ジャクソンの悲しい死のあと、

THIS IS IT

というタイトルの映画が公開されたことは、

まだ、記憶に新しい出来事のひとつです。

 

あの「it」は一体、どういう意味だったのでしょう?

そして、どんなメッセージが込められていたのでしょうか?

 

this is itはどういう意味?

 

「まさに、これ!」

「さあ、いよいよだ!」

「これは、チャンスだ!」

 

こんな感じで、ネイティブは使うことがあるとのこと。

 

僕の勝手な解釈ですが、「it」は、人によって違う何か、

誰もが、自分の中に持っている、本人すら気づいていないかもしれない、

可能性のことじゃないか、と考えています。

 

こじつけですが、僕の名前のイニシャル(頭文字)は、「S」。

 

it」+「S」=「es」+ α α:それ以上の何か)

 

これが、質問の答えです。

 

少々、講釈をのたもうてしまいましたが、そういうわけです。

 

 

会社の設立前から既にある、わが社の社歌(非公式)を、捧げます!

ミスチルに怒られるかもしれませんが、笑)


Mr.Children [es]〜Theme of es〜

 

 

ウィニング・ボールを君に

昨日、野球殿堂入りした、元広島カープの外木場投手と

大野投手の報道が、メディアのニュースをにぎわせた。

 

外木場投手は、3回のノーヒット・ノーラン、そのうち1回は

パーフェクト(完全試合)を達成した。

 

毎日新聞によれば、持ち球はストレートとカーブの2つだけ。

 

最近の投手が、動くボールを身につけたいなどと言っているが、

外木場氏から見れば、邪道に映るのでは・・・。

 

 

さて、今回のブログは少々長くなるが、1995年に46歳で急逝した、

ノンフィクション作家の山際淳司氏の話をしたい。

 

山際淳司氏は、「江夏の21球」でブレイクし、地位を確立、

アサヒスーパードライのイメージキャラクターとして起用されたり、

最後にNHK「サンデースポーツ」のキャスターを努めるなど、

理知的な風貌、紳士的な語り口で、スポーツの陰に隠れたドラマを

いくつも綴った人物である。

 

没後に出版された「ウィニング・ボールを君に」のあとがきを

ノーカットで、そっくり引用させていただく。

20130112125456

 

「時」がいとおしく思えた

  

時計を持たずに暮らしていた時期が、僕にはあった。

20代の半ば、仕事を始めて間もないころである。

 

時間に縛られることを嫌っていたのではない。

「時」の奴隷にはなるまいぞと意気がって

悠々たる時を過ごしていたわけではないのだ。

 

思い出してみればむしろ逆で、僕は息せききって

走るような慌ただしい日々を送っていた。

 

ある編集部に籍を置きながら、他にも原稿を書いていた。

僕の字は読みづらいのだが、原稿を書く速度はかなりのものだった。

誰におそわったわけでもなく、あのころは早書きが身についていた。

ブンガクセイネンであったわけでもないから、

スピードのおもむくままに書いてしまうことに、

何の怖れもなかったのだ。

毎日、違う場所で、異なるテーマの原稿を書いていた。

その愚かさが重宝がられていたのだと思う。

あれもこれもと仕事を頼まれると、

こちらとしては断る理由もなかった。

 

時間に追われていたはずである。

しかし、あえて時計を持とうとしなかったのはなぜだろう。

 

時計を持とうが持つまいが、時は勝手に流れていく・・・

人は所詮、時を支配できるわけではない、

などという諦めにも似た気分に包まれていたのかもしれない。

あるいは時間の経過など、昼間はお天道様を、

夜はネオンの輝きを見ていればわかるはず、

などと気負うように思い込んでいたのかもしれない。

 

そのうちに転機がやってきた。

 

「時」がいとおしくなったのだといえば説明的すぎるだろうが、

そういう言い方が存外、本音に近い。

 

要するに、なんと無駄なことばかりしているのかと

うんざりしてきたのである。

物を右から左に動かすだけのような仕事をしながら、

時間だけはどんどん経っていく。

何も身につかず、今日になれば昨日のことは忘れている。

1日1日が、まるでアイスクリームが溶けるように

形を失っていくのである。

 

かくてはならじと気をとりなおした。

流れるままに「時」をやりすごすのではなく、

その「時」の流れに棹ささなければならないときも

あるわけだ。

 

具体的に何をしたかというと、仕事を片っ端から断った。

 

今は忙しいからといえば、どんなことだって断れる。

その断りをかいくぐるようにして、これはおまえのためだ、

この仕事はちゃんとやっておけ、といってくれるものだけは

続けた。

そういくつもなかった。

何度か断ってしまえばそれきり何も言ってこない程度のことしか

やってなかったのだ。

 

そのかわり以前に比べればたっぷりと時間ができた。

そうなって初めて「時」が貴重なことがわかった。

時間はどこにも余っていない。

悔いのないように活用してあげないと、

たちどころにして崩壊していってしまうのだ。

いつのまにか、僕は時計を身につけるようになっていた。

 

僕にとっては1冊目の単行本を出版するのは、

そのおよそ2年後のことだ。

 

あのころは取材をしていても、本を読んでいても

新鮮で面白かった。

妙なもので、そういうときはいい本とも出会える。

NYの書店で、小説やスポーツに関する新刊本を

タイトルであたりをつけて買い込んでくると

その大半が面白く、しばらくすると翻訳が出る、

などということがあった。

カンも冴えていたし、好奇心も旺盛だったのだろう。

 

ターニングポイント、

転機を迎えたとき、誰もがそうだと思うが、

知らずしらずのうちにテンションが上がっているものだ。

 

しかるにーと教訓めいたことをいえばー

いつも同じペースで生きていくのではなく、

時折、意識的にターニングポイントを設定すべきなのである。

僕はそう思っている。

(1995年)

 

「ウィニング・ボールを君に」

1996年3月25日 初版発行 1997年4月10日 5版発行

発行所 実業之日本社

 

 

僕たちは、生かされている、と思う。

山際淳司氏の「あとがき」は、僕たちへの遺言だと思っている。

 

外木場投手や大野投手の野球殿堂入り、

彼なら、どんな切り口から入って、それを語ったことだろう。

 

ウィニング・ボールは、僕たちがキャッチすべきである。

 

 

平日午後の、RUNなう!

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この青空を、ご覧あれ!

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そして、こんなに人が少ないなんて!

20130111161506

ここ、ちょっとだけ上り坂で、きついけど(>_<)

 

速い人がいないし、だから抜かされないし、

実に、気持ちがいいのだ!

 

1時間くらい、ゆっくり8km走りました。

 

ってか、仕事がないし(笑)

笑ってる場合じゃないんだけどね(爆)

 

本日の気分⇒ 大空と大地の中で by 松山ケンイチ

じゃなくて、千春!(オヤジ?)