だが、彼に見えるのは、たった<2分先>の未来だけ。
しかも、それは自分に関わる未来のみ。
その才能を隠しながら、クリスはみすぼらしいラスベガスのクラブで
マジック・ショーを行う日々を過ごしていた。
そんな折、LA史上最悪の事件が勃発。
テロリストグループがLAに潜入、核爆弾をどこかに仕掛けたのだ。
FBIのカリー・フェリス(ジュリアン・ムーア)は、この大量殺戮を防ぐため、
クリスの予知能力に目をつけ、事件解決に利用しようとする。
自分の能力を利用され、縛られるのを嫌うクリスだが、彼の最愛の恋人
リズ(ジェニカ・ビール)がテロリストグループに捕らわれてしまったことから、
この史上最悪の事件解決へと力を貸すこととなる・・・。
久しぶりに、キャナル・シティのユナイテッド・シネマへ行った。
きっかけは、良好関係にあるお取引先から、招待券をいただいたから。
準備を怠り、放映時間の開始直後にたどり着いた僕は席を選べる立場になく、
とにかく、今始まるタイミングでチェック・インした。
チケットには、最前列から2列目のシート番号が・・・。
かぶりつき席、である・・・。
幸いなことに、別の映画の予告編が続けて放映されていた。
本編の「NEXT」を、待ち時間なく観賞することができた。
面白かった・・・、かなり・・・、十二分に・・・、感動のクライマックス。
この映画、日本じゃつくれません、無理!
「マイノリティ・リポート」、「ブレードランナー」の原作者
SF作家フィリップ・K・ディックが描く、衝撃の危機管理映画の超大作!
わずか2分だけの予知能力で、世界が救えるのか?
お勧めします。
※ストーリーの文章等は、「NEXT」パンフレットより引用。