先日、僕の親友Mから、電話がかかってきた。
社会人のバレーボール・チームの監督をしているらしい。
会って、話を聞くことになった。
縁があって、N社を中心に構成する、6人制のバレーボール・チームの
監督を、1年前に引き受けたという。
ついては、僕にも相談があり、一度、チームを見てほしいとの事だった。
この前の休みの日、練習会場に出向き、チームを見てきた。
選手は、20代前半を中心とした、そうそうたる顔ぶれだった。
バレーの名門大学・高校出身、キャリアも申し分ない。
僕は一目見て、このチーム、強くなる、という確信を持った。
後日、親友Mからメールが届いた。以下、内容。
先日は、小郡までありがとうございました。
俺もsatoru-kと久しぶりに会って、なんか、元気が出てきました。
しかし、監督業は大変です。
監督になって、もう1年が過ぎようとしていますが、監督業以外の仕事があり、
これはかなり大変です。
幸いH(共通の同級生)が手伝ってくれていることで、助かってはいますが、
なんか、かなり疲れます。
でも、チームの選手たちの姿を見ると、俺ががんばらなきゃ、
って気持ちになります。
これも、俺の宿命なのかな、と思います。
人間、死ぬまで試練の連続のような気がしています。
それでも、俺らバレーボーラーは、へこたれないぞ、と思うのです。
お互い、がんばろう!
それと、お互い、理解ある嫁さんには感謝しようぜ!
P.S.ブログ、見ています!
ちょっと、感動した。
未だにバレーボールに熱中している彼を、羨ましく想った。
そして、今日、Mから電話があった。
「なあ、satoru-k、バレー・クラブ組織の代表になってくれないか?」
というオファーをもらったのだ。
その理由は、対外的に立ち回る役割の人間が必要だから、とのこと。
僕は、二つ返事で応えた。
「僕にできることなら、当然、させてもらうよ。」
親友の相談を断るわけがない、友情とは、そういうことだと考えているし。
このブログを投稿する前に、彼にメール返信をした。
親友Mへ
こういうカタチで、バレーボールに、再度、携わることになるとは、
思ってもいませんでした。
Mが集めた選手たち、魅力を強く感じました。
彼らの伸びしろ、可能性、もっともっとイケル!
僕が彼らに言いたかったことは、こんなこと。
1.バレーボーラーであることに誇りを持つこと
ワンタッチでボールを操るスポーツは、バレーの他にはない。
優れた運動神経、瞬時に動く反射神経は、練習によって磨かれるだけでなく、
天性のセンスが必要だと思う。
彼らは、それを持っている。
2.試合のシーンを想像して、練習をすること
本能の赴くままに、ただプレーするだけでは、進歩はない。
既にできることは、練習する必要がない。
できないことをやろうとすることが、練習であり、意味があるはず。
3.あきらめない、それが勝利に繋がること
僕が見た限りでは、彼らは見切りが早い、泥臭いバレーを知らない。
Mは覚えていてくれてると思うけど、僕たちは、取れないボールに
飛び込んでいたんだ。
飛び込み続ければ、届くと信じて飛び込めば、そのボール、拾えることがある。
もしも彼らが、泥臭いバレーを覚えれば、今より数段強くなると思う、
これが僕の考えです。
Mの荷物、僕が少し引き受けます。
それは、僕の役割だと思うから・・・。
Hとは違う立場で、異なるカタチで、喜んで協力させていただきます。
一緒に、同じ目的に向かって大きなベクトルを創っていこう!
選手たちは、Mを、Hを、そして僕の姿を見て、自然とモチベーションが
上がっていくと思います。
それは、利害関係のない、友達同士だからこそできる、僕らの特権です。
一丁、やりますか!