この春、QBSを卒業する。(卒業できるはず?)
QBSとは、九州大学ビジネス・スクールのこと。
正式には、九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻、
MBA、日本ではその価値が、イマイチ認められていないが、
アメリカでは100年以上の歴史があり、以下のような
メリットがあると言われている。
1.キャリアパス
MBAホルダーの需要は増加傾向にあり、転職や昇進に有利。
アントレプレナーシップ(起業家精神)育成講座、
ビジネス構造、事業構想を学ぶ授業を受講することによって
起業を考えている人にも有意。
2.プロフェッショナル・ネットワーク
様々な業界・職種からプロフェッショナルが集まり、
MBA取得という共通目標へ向かって切磋琢磨するため、
質の高いネットワークを構築することができる。
強い目標意識と学ぶ意欲を持った人たちと議論する中で
得られる深い関係は、将来の大きな財産となる。
3.経営力と人間力の醸成
1ランク上の経営スキルを身に着けることができる。
さらに、企業倫理など、人としての「徳」や「人間力」を
磨く場でもある。
実際、本当にそれを達成することができるのか、できたのか、
自分が2年間を過ごしてみて、その実感があるかと言えば
そこまではないが、そこそこはあるかも、と思う。
何しろ、集まっている連中は少々イカレてるヤツばかり、
自分も含めて(笑)
一体何を求めて、望んで、ここにいるの?みたいな。
利害関係のない友情を育むことができたのである。
老いも若きも、学びの場では平等、同級生の関係なのだ。
英語へのコンプレックスが緩和されたのも大きい。
解消されたとは、言えないが・・f^^;)
英語のみの授業があり、発表やレポートで鍛えられ、
外国人とのコミュニケーションの機会も得られた。
平日の夜と土曜日、本業をこなしながらの通学は、
経験してみると、それはもう大変な生活になった。
正直、犠牲にすることも少なからずあった。
共に学んだ同級生の中にも、様々な変化があったし。
しかし、こんな経験、普通じゃできない。
失うものより、得るものが圧倒的に多い。
そんな2年間だった、としみじみ思う次第である。
今月末、修了(卒業)式を迎える予定である。
みんなよく頑張った、自分をほめてあげよう!
この経験を活かせるかどうかは、自分次第。
人生、リサーチクエスチョンの連続なのだから。
もちろん、活かすつもりの今年の春である(^^)/
春待つ息吹のように。