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金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

トレンドは、中古住宅

日記・エッセイ・コラム


Yosui Inoue - Shounen Jidai

 夏が過ぎ 風あざみ

 誰のあこがれにさまよう

 青空に残された 私の心は夏模様 ♪

 (詩・曲・唄:井上陽水「少年時代」)

 

夏が終わりに近づくと自然に口ずさんでしまう「少年時代」、

歌詞の中にその少年は出てこないが「夢はつまり想い出のあとさき」など、

幻想的な言い回しが一層なつかしさの呼び水となり、

それが何とも夏の終わりに相応しいのである。

 

猛暑に翻弄された今年の日本の夏、外出もせずリオ五輪三昧、

睡眠不足に悩まされたのは、僕だけではないだろう。

過去最多のメダルラッシュに沸いた日本選手団リオ五輪の閉幕は、

同時に東京五輪へと続く道のスタートライン、

既に4年先を目指すアスリートたちは、もう走り出しているのではと、

想いを馳せている。

 

さて、今回は中古住宅と住宅診断について、少しお話をしたいと思う。

まず、中古住宅のトピックから。

 

政府は、中古住宅を購入する際に必要なリフォーム工事の費用を、

1件当たり最大で50万円補助する制度を創設する。

欧米に比べて少ない中古住宅の取引を活発にし、深刻になっている

空き家問題の解消につなげることが目的である。

また対象を40歳未満の購入者に絞り、若年層が使えるお金を増やして

個人消費を底上げする狙いもある。

日本経済新聞Web刊2016/8/21より)

f:id:satoruk888:20160822231203p:plain

秋の臨時国会で成立すれば年内にも新制度が始まり、政府は少なくとも

5万戸の利用を見込んでいる。

補助の対象は、自分が住むために中古住宅を購入する40歳未満の若年層。

子育てなどに伴い可処分所得が少なくなる傾向にある若年層に狙いを定めて、

住居費の負担を軽くしようとするものである。

40歳以上の方は対象外、残念!

政府は、全国的に増えている1千万円を切る中古物件を買うと、購入費よりも

改修費のほうがかさみかねないので、リフォーム費用を補助すれば

若い層の購入意欲が高まるとみている。

 

新制度は、リフォームの施工業者が中古住宅の購入者に代わって

国の事務局に申請し、補助金を受け取って工事代金を安くする仕組みを

想定していて、申請の際には、専門家によって物件の傷み具合を判断する

住宅診断を受けていることが条件である。

補助額は住宅診断にかかる5万円のほか、耐震補強や省エネ改修など

リフォームの内容に応じて最大50万円となる。

 

この制度が実現した場合、注意しなければならないのは、新制度に乗じて

過剰な改修工事を持ちかけてくる悪徳リフォーム施工業者の存在か。

新制度をうたい文句に、見積金額を吊り上げたりするケースが考えられる。

上限50万円の補助額に対して、購入者のリスクが増えるようでは

新制度の意味がないし、対策を考えておいた方が良いと思う。

 

次に、住宅診断。

 

住宅診断は、中古住宅などを購入する際に住宅の傷み具合や安全性などを

第三者の専門家が点検する仕組みで、「ホームインスペクション」とも

呼ばれている。

ふつうの消費者では見抜きにくい住宅の欠陥が事前に把握できるようになり、

中古住宅の購入を考えている消費者の不安を払拭する狙いがある。

 

国土交通省は住宅診断を推進しており、先の通常国会で取引を仲介する業者が

売り手や買い手に住宅診断を受けるかどうかを確認するよう義務付ける法律が

成立している。

日本は欧米より普及が遅れていて、国交省は住宅診断の普及などを通じて、

2013年に4兆円だった中古住宅市場を、25年までに8兆円に倍増させる目標を

掲げている。

 

ここでいう住宅診断は簡易的な方法、検査に大掛かりな機材は使わず、

目視や触診などによって実施されるもので、5万円程度の費用でできる。

例えば柱や床がシロアリなどの被害で腐食していないか、

床が過度に傾斜していないか、などをチェックする。

検査結果は書面で依頼主に報告され、住宅リフォームの基本的な資料になる。

しかし、目視、触診による診断で重大な欠陥を見つけることできるかどうか、

不安な部分も残る。

診断がアバウトでも、やらないより、ずっと良いという考え方なのだろうか。

日本経済新聞 朝刊2016/8/21より)

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 新築住宅は買って住んだ瞬間から中古住宅になる。

その中古住宅市場について言うと、取引数や新築住宅に比べた流通比率は

限定的である。

その理由は、これまで適正な価格査定手法や金融評価などの仕組みが

整備されてこなかったこと、また建物の劣化について見極めるための

ホームインスペクション(住宅診断)といった慣行が根付いてこなかったこと、

などが考えられる。

「中古住宅はよく分からない」という漠然とした不安から、新築へ流れる

という状況が長らく続いてきたのではないか、というわけである。

(日経電子版 不動産リポート2016/7/13より)

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ところが数年前に国が中古住宅・リフォーム市場の育成に本格的に乗り出すと、

市場のプレーヤー、不動産会社も次第に増加しているのである。

中古住宅に対する不安や懸念が以前より払拭されやすくなったのか、

中古住宅の流通比率も、徐々にではあるが高まりつつある。

中古住宅は一般的に価格交渉が可能だが、その根拠として第三者による

ホームインスペクションを利用するのは賢明だと思う。

ホームインスペクター(住宅診断士)は一級建築士などの有資格者であり、

価格査定を行う立場ではないのだが、建物の劣化具合や修繕の時期、

その概算費用などを教えてくれるからである。

こうした交渉材料をうまく利用できれば、根拠のある値引き交渉も

購入者にとって可能になるだろう。

 

僕なりのまとめは、こうである。

 

40歳未満を対象に中古住宅の改修費を補助する新制度は、若い層の住宅購入

とりわけ中古住宅の購入を促進すべく始まる。

これに伴い、新制度に必要な住宅診断も普及していくことが予想される。

国の補助がないとして、40歳以上のミドル層も住宅診断を上手に活用すれば、

お目当ての中古住宅を価格交渉して値下げ、良い買い物ができるかもしれない。

 

トレンドは、中古住宅である。

 

ところでリオ五輪が終わり、オリンピック・ロスでモチベーションがイマイチだ。

しかし、それを見越していたわけではないが、1か月後の来る9/24(土)、

ヤフオクドームリレーマラソンに、既にエントリーしちゃっている。

5月に無事完走した宗像でのリレーマラソンメンバーを中心に、有志7人で

42.195kmに再びチャレンジすることが決まっているのである。

優勝を目指すどころでは到底なく、オリンピックのように金メダルを

もらえるレースでもない。(参加Tシャツは、必ずもらえるけどね、^-^)

走り終えたら、金メダルの代わりにキンキンに冷えた生ビールで乾杯する、

これが、オヤジたちの流儀である。

 

前回より練習して、本番がんばります!(^^ゞ

 

P.S.しばらくぶりのアコギ、大学院が夏休みに入ったので集中レッスン中。

      あこがれのクラプトンの弾き語りは、いつマスターできるやら f^^;)


Eric Clapton - Tears In Heaven - Unplugged - alternate take