この選挙、一体、誰のためにやるのかな?
昨日、自らが住民であるO市の市役所へ、期日前投票に行った。
ちょうど、お昼休みになるくらいだったろうか。
想像したほど閑散としていたわけでもなく、意外と人が来ていた。
期日前に投票をする際、理由をアンケート形式で問われるので、
「仕事」に丸をつけて、本人記名をして投票へ進む。
なるほど、投票日当日に何らかの事情が無いとダメなのか?
僕は出張のため、物理的に地元投票が出来ないので、良し、だ。
で、この選挙、一体、誰のためにやるんだろう?
まず、小選挙区の投票。
我が区の候補者は、3名
・自○党1名 ・民○党1名 ・共○党1名
この中で1名を選ぶのだが、他の党の候補者がいない中で、
任意の党の1名が当選するシステムである。
仕方がないので、その中の1名に、清き1票を入れる。
次、比例代表の投票に進む。
ノミネートされた政党のうち、1つを選ぶ。
ここで、またしても矛盾を感じながら、1つを選んだ。
比例代表という制度は、以前から気に入らないのだが、
国民の義務として、清き1票を入れた。
最後、最高裁判所裁判官国民審査、である。
相応しくないと思う人がいれば記す、というもの。
これはもう、意味が分からない制度、理解不能である。
僕は、2年前にも、選挙制度について嘆いた。
この選挙、一体、誰のためにやる、のだと思いますか?
前回選挙からの2年間を振り返ると・・・。
ア○ノミクスが効果を上げたとされる、円安は進み過ぎた。
アバウトで、1ドル80円 ⇒ 120円
輸出産業が喜ぶ = 輸入産業は痛手を喰らう
ア○ノミクスは、株価(日経平均株価)も上げた。
アバウトで、9,500円 ⇒ 17,500円
しかし、海外の投資家の方が多いと見られている。
日本企業が、あるいは日本人が恩恵を受けているとは、
よく分からないのである。
この2年の間に、安○政権下で、他に目立ったものと言えば、
他に、何かありましたっけ?
ありました、東京オリンピック開催国、決定!が。
もし、これがなかったら、日本はどんな感じになっていたか、
想像すると怖いかも、である。
そして、年の瀬、慌ただしく衆議院解散、総選挙である。
この選挙が、何のために必要なのか、説明が無いままで。
出来レース、じゃないの?数百億円もかけて?
この選挙は、ある党のためにやる、他にないでしょ。
期日前投票、ささやかに、清き1票で抵抗してきましたとさ。
気分を変えて、みんなで過ごす年越しに「雪が降る町」を。