つきせぬ波のざわめく声に 今夜は眠れそうにない♪
浜辺に降りて裸足になれば とどかぬ波のもどかしさ♪
僕の声がキミにとどいたら ステキなのに♪
「能古島の片想い」の歌い出し部分である。
それでいて、歌の歌詞のどこにも、「能古島」は現れない。
故意に、そのように作詞したのだろうか、実に面白い。
写真は、福岡市西区の愛宕(あたご)神社から見下ろした、博多湾の眺望である。
一番左の部分に見える島こそ、本物の能古島だ。
若い日の陽水が「能古島の片想い」を創作した、1970年代には、
埋立地に建った、タワーマンションも戸建住宅群も無かっただろう。
なんとなく、「片想い」が似合いそうな感じもする。
愛宕神社にお参りしたのは、他でもない。
仕事で近くに来ていたので、久しぶりに立ち寄ったのである。
神戸から遥々出張で来られていた先輩も「行ってみよう」と、
プチ観光気分で。
僕、個人的には、新年が明けて、二社お参りしていたので、
この愛宕神社で、三社参りになる、みたいな縁起担ぎ?
そんなノリで、二人で愛宕山に登ったのである。
登った?はい、クルマで(笑)
先輩に喜んでいただいた。
なにより、その古くからの歴史、ことさら立地が素晴らしい。
案内した僕も、まんざらでもない感じになり「そうでしょ!」、
僕が偉いわけではない、愛宕神社が超立派なのである。
そして、お社の後方に広がる博多湾の眺望が、スゴイ。
歴史の変遷に思いを馳せながら、さえぎる物なくパノラマ状に
見渡すことのできるスポットは、ここしかない、のである。
そんな眺望の中で、いにしえの景色として残っているのは、
志賀島(しかのしま)は、陸繋島(りくけいとう)、
中学時代くらいに習った覚えが?
その、一人ぼっちな雰囲気が、やはり「片想い」に似合うのである。
さて、新年が明けて、1月が早くも下旬に差しかかろうとしている。
三社参りも済んだことだし、本業に励まなければ、である。
今年は、結果を出す一年にしたい、肝に銘じて、がんばります!
P.S.「能古島の片想い」をオマケに添付したかったのですが、
残念ながら、陽水の適当な本人動画が見つからず。
「帰れない二人」with忌野清志郎 行っときましょう(^-^)/