日本維新の会のH下代表の発言をめぐり、政党支持率が低下している。
連日、テレビや新聞各紙などメディア、web上で報道されているが、
まったく見ていて、気分がよくないニュースである。
H下代表の発言の内容、この時期に発言する意図、撤回しない理由、
知りたくもないし、聞きたくもない、今、話題にしたくもないのだが。
問題は、これからの政局、ではないか。
一時期の盛り上がりはないものの、民主党が沈んだ野党グループの中で、
日本維新の会に期待を寄せる有権者は、少なくなかったからである。
みんなの党のW辺代表が、夏の参院選での選挙協力解消を表明した。
維新の会との協力解消どころか、いきなり破局である。
維新+みんな、で数を稼ぎ、自民党の一党支配を許さない作戦がナシ?
もともと選挙のため、だけだったのだろうが、お粗末な展開である。
参議院議員は、比例代表制で96名、選挙区制(都道府県別)で146名、
定数242名、任期6年、選挙は3年おきに半数を改選する。
つまり、今年の夏(7月頃)、121人の議席を争う選挙が行われるのである。
選挙は、公に行われる人気投票なのだが・・・。
支持する政党がある、支持する立候補者がいる、のなら、問題はない。
しかし、支持する政党がない、立候補者がいない、国民の義務として、
選挙権を行使したいけど、今回はやめとこっかなあ、みたいな、
結果、投票率が、極端に落ちる可能性が出てくると思うのである。
現行制度であれば、無理やり、例えば自民党が嫌いなら、野党第一党に、
立候補者も、嫌いじゃない人に投票する、とか、しかできないのである。
ところで、よくメディアなどで、内閣の支持率を調査、発表などしていて、
そこには「支持しない」という選択肢があり、シンプルで分かりやすいし、
僕は、貴重な民意が数字として現れている、と思うことが、しばしばある。
この「支持しない」という有権者の意見、これも尊重すべきではないか、
不人気投票を同時に行って、全体のバランスを見る、というのはどうか、
なーんてことを、勝手に考えてみたりするのである。
現実的でないと、笑われるかもしれないが、政党、政治家を選ぶことは、
国民の権利、これを結集するしくみが必要だし、有効な手段が求められる。
現行の選挙制度、政党に一票、立候補者に一票、ここまでは従来と同じ、
加えて、支持しない政党に一票、気に入らない立候補者に一票を入れる。
その集計をどうするか、そこまでは考えてないのだけど(>_<)
もし、そんな選挙ならば、政治そのものに対する関心が増えるのでは、
気に入らない政治家を退場させることができて、再編に役に立ったり、
本当に必要とされる政党が、政治家が、はっきりしそうな気がする。
さて、いかがでしょう、「支持しない選挙」の提案は?
絵空事ではございますが(^-^)