年末のNHKの深夜番組、意外と面白いプログラムがある。
忘年会のない今夜は、「BADのすべて」というのを見た。
日本初公開 BAD 制作ドキュメント&秘蔵ライブ
その中に、マイケル・ジャクソン自身のコメントはなく、
プロデューサーのクインシー・ジョーンズを始めとする、
制作スタッフのマイケルに関するインタビューや、
ギタリストやダンサーのマイケルに対するリスペクトを
編集して、ストーリーに仕立てた番組だった。
マイケルは、言わずと知れた話だが、PVの元祖である。
PV=プロモーション・ビデオ
しかし、番組の中では「SHORT FILM」と呼ばれていた。
正直、これを見て、日本人ではかなわないなあ、と思った。
エンターテイメントのプロフェッショナル、仕事の流儀?
メジャーリーグと日本のプロ野球の違いにも似た、ギャップ。
ただ、ひとつだけ、ニュアンスが同じと感じる場面があった。
それは地下鉄の中で、マイケルと目が合った男との会話の最後。
男がマイケルと交わした、別れの挨拶代りの一言
「Be the MAN!」(字幕:男になれよ!)
これって、英語と直訳の日本語が、一緒じゃん(・・)
なんか、そこに一番、感動したのって、僕だけかな?
深夜だから、話す相手がいなくて、サビシーなあ・・・。
しょうがないから、自分で自分に言ってみた。
「Be the MAN!」(字幕:男になれよ!)
咳をしても一人、的な、午前4時を回ったところである。
BAD by Michael Jackson