スティーブ・ジョブズ氏が、逝去した。
享年、56歳、早すぎる死だ。
昨夜、新しいiPhone4Sの発表があったばかり。
コンピューター、情報、通信産業における、
これまでのジョブズ氏の功績は甚大である。
彼の最も有名な格言
Stay hungry.Stay foolish.
直訳だと「ハングリーであれ。バカであれ。」
これは「初心忘れるべからず」という意味に重なる。
極めて日本的な考え、そんな感じにも映る言葉だ。
彼は生前、仏教(曹洞宗)にも触れ、その影響も受けていて、
「初心」を忘れない、という想いを常に抱いていたとのこと。
スティーブ・ジョブズ氏の”伝説のスピーチ”の一部(和訳)
(2005年10月29日、スタンフォード大学卒業式にて)
君たちが持つ時間は限られています。
人の人生に自分の時間を費やすことはありません。
誰かが考えた結果に従って生きる必要もないのです。
自分の内なる声が雑音に打ち消されないことです。
そして、最も重要なことは自分自身の心と直感に素直に従い、
勇気を持って行動することです。
心や直感というのは、君たちが本当に望んでいる姿を
知っているのです。
だから、それ以外のことは、全て二の次でも構わないのです。
このスピーチは、人の心、核心を動かす、渾身の演説だ。
そして、最近、自分の行動に自信を失いかけていた僕にも、
6年の時を越えて、エールを送ってくれた。
Stay hungry.Stay foolish.
自分に素直に生きていきたい、スティーブ・ジョブズ氏のように。
p.s.僭越ながら、この記事を、スティーブ・ジョブズ氏に捧げます。