金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

アイスクリームの天ぷら

残念ながら、食事の話ではない。
(読者h氏には申し訳ないが、笑)
 
かつて小泉内閣において経済・金融責任者を担った
竹中平蔵氏の、日本経済の有様についてのコメントだ。
 
 
いまの日本経済は「アイスクリームの天ぷら」なんです。
周りが熱くて中が冷たい。
中国や韓国のすごい外需に支えられて、
周りはそこそこ熱くやっている。
 
グローバルな輸出産業は熱いんだけど、
中の大部分は非常に冷たいと。
 
以上、『絶対こうなる!日本経済』(株式会社アスコム版)

【送料無料】絶対こうなる!日本経済
 
今回は少しマジメな話、チョビっとだけど。

最近のニュースで、今年、中国のGDP(国内総生産)が
日本を抜いて世界第2位となることが確実になったとの
報道があった。
 
中国の人口は13億とも言われるから、実際はそんなに
大袈裟に考える必要はないんじゃないの?
日本の10倍になったと言うわけじゃなし。
 
なんて、簡単に受け止めていた。
 
ところが、実は大変であることが、この本で分かった。
 
日本の1人当たりGDPは、2000年の世界第3位から
2010年には、なんと27位まで落ち込んだ。
日本の人口は約1億2700万、世界では多いほうだから
全体のGDPは、相当成長しなければ上には行けないし、
中国はスゴイなど、感心してる場合ではない。
 
とか、僕も偉そうなことを言う立場ではないのだが、
グローバル(国際的な)社会で生き残っていくために
よしんば、再びトップに近い地位に復帰するために
日本人が避けて通れないスキルがあるという。
 
 
そもそも、グローバル化についていけない
マクロの理由の典型は、社会全体が英語に対して
弱いこと。
 
英語を読み書きできる人はある程度いても、
普通の人がしゃべれない、これが大問題。
 
 
日本企業では、ユニクロや楽天が社内公用語として
英語を用いるなどのアクションを起こしているが
ぼんやり見ているだけではいけない。

これは国民の問題である。
 
子どもたちの教育にも抜本的に関わることだ。
 
例えば、日本を代表するトヨタ社。
最近のリコール問題の対応は一定の評価を受け
技術自体への評判もよい。
でも、気がついてみると取締役全員は
日本人で男性だったと。

 
また、金融機関であれば、世界中どこでも
従業員の半分くらいは外国人である。
 
そういう意味では、企業の内向き姿勢は
鎖国チックな状態といえるかも。
 
中小企業に勤める我々など、中途半端に
よい業績など残してしまうと、外資系企業から
一気にM&Aで飲み込まれてしまうこともありえる。
 
 
英語、僕は始めています。
中学レベルからのスタートですが。(笑)
 
 
アイスクリームの天ぷら、
無性に食べたくなってきました!
 
 
P.S.なんだか好評みたいなので。(複数評)
通販で北海道からカニを取り寄せて食べたら、ムチャ美味しかった!