46歳になって、第3コーナーに入る想いに浸りながら・・・。
最近、20代の知り合いの女性から、
「一年前の自分と比べてあんまり変化がなくこれじゃ駄目だなと
いろいろ考えてます。未だに、自分がどういう道へすすみたいのか
わからずもがいています。」
というメッセージをもらった。
期待に応える返事を、僕は送り返すことができない。
それは、僕も未だにそれが見つかっていないと思っているからだ。
僕のほうが、重症かもしれない。
こんな時は、ミスチルを歌いたくなる。
たとえば、『GIFT』
♪「白か黒で答えろ」という
難題を突きつけられ
ぶち当たった壁の前で
僕らはまた迷っている 迷ってるけど
白と黒のその間に
無限の色が広がってる
君に似合う色探して やさしい名前をつけたなら
ほら 一番きれいな色
今 君に贈るよ
地平線の先に辿り着いても
新しい地平線が広がるだけ
「もうやめにしようか?」自分の胸に聞くと
「まだ歩き続けたいと」返事が聞こえたよ
知らぬ間に増えていった荷物も
まだなんとか背負っていけるから
君の分まで持つよ だからそばにいてよ
それだけで心は軽くなる
果てしない旅路の果てに
「選ばれる者」とは誰?
たとえ僕じゃなくたって
それでもまだ走っていく 走っていくよ
降り注ぐ日差しがあって
だからこそ日陰もあって
そのすべてが意味を持って
互いを讃えているのなら
もうどんな場所にいても
光を感じれるよ ♪♪
ミスチルの桜井氏は、多分40歳くらいなんだけど、
ある意味、悟りを開いてるよね。
北京オリンピックのNHK応援ソング、今頃になって沁みる。
メダルの色なんてかまないよ、ってね。
そうすると、もう1曲選んでしまいそうなのが、『彩り』。
これも彩(色)が出てくるし。
♪ただ 目の前に並べられた仕事を手際よくこなしてく
コーヒーを相棒にして
いいさ 誰が褒めるでもないけど
小さなプライドをこの胸に 勲章みたいに付けて
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったことのない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑
今 社会とか世界のどこかで起きる大きな出来事を
取り上げて議論して
少し自分が高尚な人種になれた気がして
夜が明けて また小さな庶民
憧れにはほど遠くって 手を伸ばしても届かなくて
カタログは付箋したまんま ゴミ箱へと捨てるのがオチ
そして些細な生き甲斐は 時に馬鹿馬鹿しく思える
あわてて僕は彩を探す
にじんでいても 金 銀 紫 ♪♪
あー、ちょっとスッキリした。
午前0時を回ったところ、YouTubeで小さく盛り上がった。
「今を生きろ」と言う人がいる。
確かに、過去に戻ってやりなおすことはできない。
(当たり前のことをつくづくそう思う。)
未来は、やがて今となる。
『彩り』の最後のサビ。
♪なんてことのない作業が 回り回り回り回って
今 僕の目の前の人の笑い顔を作ってゆく
そんな確かな生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク
増やしていく きれいな彩り ♪♪
歌詞ばっかりで、少しズルい感じの投稿になっちゃったかな?
本日のまとめ
目の前のことから目をそらさずに、ひとつひとつこなしていくこと。
それを意識してもしなくても、やがて世のため人のためになっていく・・・。
もし、日ごろから『彩り』的な思考をもって努めれば、
きっと「人の役に立つ」ことができるはずだ。
そう、これこそ僕から先述の彼女に伝える一つの返事かもしれない。
そして、僕に一番欠けていることかもしれない。