金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

壹岐正 という男の生き様に想う

フジTV系ドラマ、「不毛地帯」最終回、今夜見届けた。
 
録画を絡めて、半年間、全てを見た。
戦後の昭和を生きる男たちの生き様を、商社という舞台で描いた
長編の骨太大作である。
 
主人公の壹岐正は、元日本国軍大本営参謀にして、敗戦後
11年間のシベリア抑留の責めにあった。
多くの仲間が命を失うはめにあう場面は、頭から離れない。
 
帰還後、国のために、なにができるか?
結果、手段として、商社マンになり、国際舞台で日本が
活躍することを願い、信念を貫いたのだ。
 
ブレない男だ。
 
登場人物は、多彩、それぞれの思惑が渦を巻く。
 
壹岐を演じた唐沢寿明は、僕より一つ年上の46歳。
役者として、アブラが乗りまくっている。
いつも沈着冷静、策略家、時に現れる激しい感情、涙・・・。
そして、中心にいる。
見事に演じ切った。
 
自分の将来に重ね合わせてみる。
僕は、壹岐正 のような生き方をしたい。
そう想った。