先日、次男(中3)の試合(競技会)を見に行った。
次男は、陸上部の短距離(100M、200M)をやっている。
今回は、200Mと100M×4リレーに出場した。
息子の走る姿をまともに見るのは、初めてだった。
200Mは、組では1着(7人中)でゴールインしたが、
タイムで拾われず、全体では10番以内くらいに留まった模様。
1位の選手は、23秒台で走り、どうやら有名な子らしい。
最も有力視された選手は24秒台の3位、やはりチカラがある事を
みんなが知っている子で、それを証明した。
次男は25秒56だった。
本人のベストはその前の競技会で記録した25秒49なので、
本人的には、満足していない、とのこと。
親父的には、すぐに2で割って、100Mで12秒78だな、
とか計算しちゃって、息子の成長を知った。
100M×4リレーでは、アンカー(4走)を務めた。
3走まで、4番〜6番くらいで繋ぎ、上位の望みは
薄くなってのバトンリレーだったが、全力で走った。
予選敗退。
僕はゴール地点の後ろから、ビデオを構えて
息子のゴールを見届けた。
中3ともなると、競技もある程度本格的だ。
息子も身長は、僕とほぼ同じ175cmくらい。
背は高い方だが、もっと大きな選手もいる。
運営する事務局のスタッフの方たちも、真面目に
やっていて、こっちも少したじろぐほどだった。
そもそも、100分の1秒までタイム計測するだけでも
僕は感心した(当然のことかもしれないが)。
しかしながら、彼らを見て羨ましいのは、全力疾走だ。
練習で鍛え上げられた、ムダの無い筋肉、ボディー。
ウチの場合、長男(高2)は帰宅部。
背は、もうすぐ180cmくらい、以前はバスケなど
やっていたが、今はエレキギターに夢中。
ヒョロっとして痩せていて、次男とは対照的だ。
たぶん(というか、間違いなく)、次男がブッチ切るだろう。
で、本題に戻るが、全力疾走に感動したのである。
僕の場合、中、高、大とバレーボール一筋だったので、
比較することに大きな意味は無いが、全力でプレーした
あの頃の経験と、イメージが重なる。
さて、我々が、日々を過ごす中で、全力で取り組むことが
あるだろうか?
全力でやらない政治家が、口にすることはあっても、
スポーツ選手以外に、それを量ることは難しいことだ。
ならば、80%くらいでは、控えめに60%くらいのチカラを
発揮できないものか?
それならば、できそうな気がする。
次男の中3の夏は、目の前にあって、たぶん彼のアタマの中では
脳ミソの多くを占めているのではなかろうか。
中体連の試合を終えた時、もっと成長していることだろう。
これまで部活優先で、おざなりになっていた受験勉強。
彼は、夏が終わって欲しくないと思っているかもしれないが、
こちらの方も、全力疾走してもらいたいものだ。
親父も、息子に倣って、そこそこ全力で、カラダと
相談しながら、取り組んでいきたい。
そこそこ全力疾走、ここに宣言します。
ホンマかいな?