友人Tと、昼食を共にした。
雑魚(ザコ)屋は和食の店(居酒屋)で、昼は定食がある。
定番は、雑魚屋定食&アフターコーヒー。
お互いの仕事、とりまく環境の話や、世間話、雑談をしたりする。
昨年末、僕は今年の不況を予言していたが、それ以上の不況になった。
見事に当たるというより、想定外の経済の落ち込みに、感嘆した。
確かに、日本についての予測であったわけではあるが、アメリカ発
全世界中の景気が悪化するとは・・・。
今年の年末は、人々の間(我々を含む)で、不況下にあるという実感が、
まだまだ乏しいように思うのだが、どうだろうか?
政局においても然り。
麻生政権は、政治の空白をつくってはいけないと言いながら、
大切な議論は来年へ先送り。
今年、何か成果を上げただろうか?
昨日、自民党の渡辺元行革相が解散決議案に賛成する造反行為、
ニュースを見て、共感するところがあった。
自民党にひび割れが生じたところで、今年は幕切れ。
民主党を推すつもりはないが、やっていても空白同然の国会ならば、
国民の真を問うて、政界を一新するために、解散総選挙をした方が、
最も説得力のある政権を立てる上で、良いのではないのだろうか。
と、一小市民の僕は考えるのだが・・・。
で、友人Tと、我々はどうしようかという話になると、
「不景気の荒波が過ぎるまで、じっと待つしかないか?」
と、消極的な意見で一致。
なるほど、近々努力したところで、砂漠に水をまくようなもの、
向かい風に押し返されるだけ、後ろに引き下がることはあっても、
前に踏み出すことは困難かもしれない・・・。
ちょっと暗い話題でも、今は他人事のように話してしまえる。
しかし来年は、見えない、とにかく見えない。
自動車メーカーをはじめ、企業は大リストラを敢行開始。
失業する人々が増え、その波は身内にも及ぶかもしれない。
見えない。
友人Tとは、年末の集いの打合せをして、別れた。
なんでも話ができるので、とても助かっている。
雑魚屋の定食会議は、大切な会議。
「来年またね」ということで・・・。