来月、中学、高校それぞれの同窓会がある。
盆、正月ではなく、6月に、だ。
集まって、昔を懐かしんだり、現況報告をしたり、どんな風に変わったか、
意見交換をしたいお年頃なのかな?
地元で働くことにしている僕は、特別に理由がない限り、出席である。
誘われれば断らない性格は、残念ながら変わっておらず、二つ返事である。
まずは、初旬に中学の同窓会、下旬に高校の同窓会という予定だ。
今までの経験上、同窓会に行って、いつも感心するのは、昔のことを
ものすごい精度で記憶している友人がいることである。
「そうだったっけ・・・?」「そうだったかも・・・?」「そうだったのか・・・?」
と思い返すのだが、なかなか思い出せないこともある。
むしろ、記憶に無いことすらあり、閉口してしまうのである。
それが事実なのか、もしかしたらフィクションかもしれないぞ、とか、
疑ってしまうのだが、こと細かい描写でまくしたてる友人がいると、
全く対抗できないのだ。
それはさておき、僕たちは歳をとってしまったものだと、つくづく思う。
電話で連絡をくれた女子(じゃなくて女性?)は、子どもが成人したと言う。
前回のブログで、43歳になったことは自白済みであるが、当然、
友だちも同じ年齢だ。
早生まれの友人は、お約束どおり、一つ若いと主張するのだが、
この歳になれば、残念ながら、その差は無いも同然である。
小さい子(のみならず、20代くらいまで)から見れば、みんな一緒、
おじさん、おばさん、なのだから。
ただし、見てくれ(姿)には、上下5歳くらいの幅が出てくる。
男の場合、禿げたり、白髪になったり、極端に太ったりしてたら、
結構ツラいものがあり、容赦なく突っ込まれる。
同級生の関係というのは、そんな忌憚のないコトバのやりとりも、
全然平気なのだ。
僕は、幸い禿げる家系にはなく、その代わりに白髪が出てきた。
体重は10%の増量で、「太ったね。」と言われる覚悟はできている。
年齢は、相応か年下に見られることが多いが、いかがなものか?
などと、想いをめぐらしながら、実は楽しみにしているところもある。
多分、童心に戻れたりするんじゃないかな、とか、期待している。
そんな同窓会、しばし現実を離れて、みんなで騒いでみたいものである。
もう、潰れるまで飲んだりしないとは思うけど・・・。
一応、ご用心、である。