先日、S先輩と会食をした。
途中、S先輩のお知り合いのKさんが合流し、3人になった。
Kさんは、福岡県警OBで、交通安全協会の教師を経て、現在は
警備会社を経営し、他数社の顧問も勤めていらっしゃるとのこと。
大変立派な方だ。。
Kさんには娘がいて、長女はステンドグラス・デザイナー、次女は
プロゴルファー、ということで、素敵な父親でもあるらしい。
2次会は、中洲のカラオケスナックに行った。
Kさんは70歳とは、とても思えないくらい若々しい方で、歌う曲も
比較的新しい、大人の”歌謡曲”(ご本人曰く)の歌い手だった。
KさんとS先輩が、次々と楽しそうに歌われるので、僕も遠慮なく
4曲も歌わせて頂いた。
その中の1曲が、「いつかのメリークリスマス」。
この季節になると、イブの日まで限定で、何度か歌うことがある。
自然と「君」を僕のカミさんに置き換えて、彼女を思い浮かべながら
歌っている自分。途中で気がつき、お酒もほどよく回っている僕は、
少し感傷に浸りながらじっくり歌い上げた(つもりだった)。
ところが歌い終わると、お店のママから「若い人の歌は元気があって
いいわね。」と、お褒めの言葉なのか、お呼びでないということなのか、
空気が読めない雰囲気に・・・。
僕は42歳、十分オジサンなのだが、その店のお客様は、僕から見て
さらにオジサンばかり、とてもアダルトな感じだった。
2次会は、午前0時キッカリにお開きとなり、3人は乗り合いタクシーで
家路へとついた。
またひとつ、よい出会いがあったなあと、今、感慨深く
想い帰しているところだ。
人生は、出会いがあってこそ、楽しくなるものなのかなあ・・・。