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金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

世界バレー

男子・女子、日本(同国)開催の世界バレーが終わった。

日本チームは、男子が24年ぶりのベスト8進出の末8位に、

女子は、6位だった。

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これは、開催国というもとに、全てホームでのゲームということで、

地の利を得て高順位に勝ち進んだ結果だと言える。

もちろん、日本選手はベストを尽くして戦ったのではあるが、

世界のトップとのレベルの差も思い知らされたのではないか。

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特に男子は8位に入ったとはいえ、7位以上の国には、結局

歯が立たなかった。

終盤の4連敗(セルビア・モンテネグロ、ロシア、フランス、

再びロシア)は、象徴的だった。

1位ブラジル、3位ブルガリアと5位イタリアとは、対戦する

機会がなかったが、実力で及ばないと思われる。

下位の9位ドイツ、10位アメリカとはリーグ戦の組み合わせ上、

ゲームをすることはなかったが、僕の想像するところでは、

対戦した場合、勝つのは難しかっただろうと思う。

おそらく、今季の世界ランキング10位というのが、日本男子

チームの妥当なポジション(成績)であるのではないか。

以上、生半可10年間のバレー経験しかない僕の勝手な

日本男子チームの辛口論評である。

本題はここから。

男子の決勝は、ブラジルVSポーランドというカードだった。

ポーランドは、今季世界ランキング8位とは思えない

絶対的な強さを見せつけ、ここまで無敗でやってきた。

ブラジルは、第1ラウンドで、フランスに敗戦を喫したが、

下馬評どおり、順調に決勝へとコマを進めた。

僕は、第1ラウンドのブラジルVSギリシャ戦を直接

福岡マリンメッセで、実際に見ていたので、大体の

ブラジルのチーム力を理解していた。

予選のときは、若干手を抜いていたにもかかわらず、

別次元のコンビバレーを展開していた。

テレビでは日本戦しか見せてもらえないので、

おそらく日本中で、しかも日本と対戦のなかった

ブラジルのバレーを見た人は少なかったであろう。

ブラジルバレーは、高さ、強さ、守り、全てにおいて

レベルの高い、スピードバレーなのである。

サッカーで強いことは、あまりにも有名だが、バレー

においても、押しも押されぬ強豪国なのだ。

Brazil_nasimento_011_1Brazil_rodorigesu_021 近年のバレーの特徴は、

力強いサーブで相手の

体制をどれだけ崩せるか

というところにポイントがある。

強いチームは、メンバー全員がジャンピング・サーブを打てたり、

強いサーブを狙った選手に的確にぶつけることができたりする。

相手チームが、サーブ・キャッチをうまくできずに、体制を崩すと

テニスでいうところのサーブ・アンド・ボレーのように、帰ってきた

チャンス・ボールを正確にセッターに返し、多彩なコンビ攻撃で、

相手コートにたたきこむのだ。

1031 強いチームは、相手の攻撃に対する

レセプション(防御)も一流だ。

サーブ・キャッチのセッターへの

返球率が70%以上というのが、勝つ条件の一つ。

1401 そして、ブロック力。

2人で両手を伸ばして、壁をつくるのが

基本である。

このブロックの壁が完成したときに、それを打ち破る

スパイクを打つためには、とても高度なテクニックが

必要である。

きれいなブロックが完成した状態だと、スパイクを打つ

コースがふさがり、スパイカーは一瞬の判断で、別の

方法(フェイントやタッチ・アウト、リバウンドなど)を

見つけなければならない。

1431 ブロックとサイドマーカー(アンテナ)の

隙間を狙ったストレートスパイクや、

ワンタッチ・アウトを意識的に行うためには、

ブロッカーに対する鋭い観察を一瞬でできる能力が、

要求される。

強いチームの条件は・・・。

攻撃(サーブ・スパイク)力、防御(ブロック・レシーブ)力、

制御(セット・アップ)力、スピード、チーム・ワーク。

1271 そして、ボールをコートに落とさない執着心。

ボールの落下点に手を滑り込ませる

ギリギリのレシーブ。

バレーボールは、テニスと似ている。

ミスの多いほうが、負けてしまうのであるが、ミスをしても

たった1ポイントしか失わない。

積極的な攻撃が失点になっても、挽回可能なのだ。

切り替えの上手なチームが強いのだ。

決勝のブラジルVSポーランドは、人知れず、本日

早朝(?2:40〜)、TV放送があった。

世界一を決定する試合を、一人で見た。

ブラジルが3−0でストレート勝ち。

レベルの高いゲームを、もっとたくさんの人と見たかった。

サッカーW杯の決勝なら、ゴールデンタイムにあるだろうに。

日本は、ブラジルと試合をしなければいけなかった。

日本のバレー熱は、日本チームの応援に尽きてしまったが、

本当の強いバレーを目指すためには、本物を見ることから

始めるべきだ。

と、本物を見た僕は、今日は寝不足・・・。