金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

SHIGOTO

昨日、大先輩、T社のS氏と一緒に食事をした。

暑い日々が続き、暑気払いをしようと意気投合、

生ビールを目指して、居酒屋へ。

いろいろな事について、よもやま話をした後、

酔いも廻りかけたころに、シビアな話になった。

仕事のはなし。

僕の会社の仕事は、不動産のコンサルティング、

主に、集合住宅に関わる仕事である。

土地の用地など、ビジネスチャンスを掘り起こして、

ディベロッパーに紹介、結果、業務委託で実務を

請け負うのが、一般的なスタイルだ。

「このやりかたでは、仕事が面白くないんじゃないか?」

S氏が言う。

「他者に仕事を”与えて”、仕事を”与えられて”るんじゃないの?」

つまり、仕事のイニシアチブまで、他者に献上しているんじゃないかと、

そういうことである。

確かに、僕もそういう感じがしているのは、事実である。

大事な情報を他者に提供して、報酬を得る仕事をする。

リスクは少ないが、リターンも少ない。

そのくせ、仕事内容はハードである。

「仕事を”与えて”も、イニシアチブは”与えない”。」

あくまでも、自分たちのスタイルで、仕事をする。

自らディベロッパーとなるというのも、選択肢の一つとは思う。

当然、ハイリスクを背負うことになるが、思い通りに

モノづくりができる。

しかし、多くの会社が既にやっていることであり、

そんなような平凡なやり方ではつまらない。

「自分たちらしい、新しい方法を考えなければ。

仕事に対する面白さというものが出てこないよ。」と、S氏。

せっかく、大きな組織を飛び出して、物事を始めたのだから、

それに見合った、面白い仕事をしたい。

しなければならない。

確かにそうである。

昨日は、2次会無し。

ほろ酔いのアタマの中で、自分がどういう役割を、

努めることができるのか、思い描いてみた。

自分の後ろに道をつくっていきたい。

目の前には、何も無くていい・・・。

荒野を切り開いていく。

キモチを強く持つ。

これからが、面白いところだ。

芋焼酎のせいで、少し気が大きくなったみたいだ。

面白い仕事、やってやろうじゃないか!