先日、映画「日本沈没」を観に行った。
家の近所に、ワ−ナーマイカルシネマズがあり、
お手軽に映画を観に行くことができる。
「日本沈没」という映画は、確か、70年代に、
僕が小学低学年の頃、観たことを記憶している。
主演は、藤岡弘、いしだあゆみだったような・・・、
出演者はうる覚えであるが、映画の中で活躍する、
「わだつみ」という潜水艇のことだけは、
そのフォルムをよく覚えている。
今回の「日本沈没」は、リメイク版ということになる。
旧作との違いは、日本沈没という自然災害を、
人間が、必死にくい止めようとするところだ。
旧作では、日本人は逃げ惑い、愛する家族や、
恋人たちが、ばらばらになって、海外へ脱出する、
もうどうしようもなく、悲しい結末ではなかったかな?
今回のストーリーは、最後まであきらめない、
自分以外の誰かのために、一生懸命に尽くす。
結果的に、沈没を途中で止めてしまうという、
すごい結末だった。
それが、現実的であるかどうかは別として、
内容的には、それなりに評価できる映画だった。
映画は、小6の次男と2人で観た。
この頃のこどもは、CGで、六本木ヒルズが傾いたり、
富士山が噴火したり、リアルな表現にもなれているのか、
感動してるのかどうか、微妙であった。
自分たちが住んでいる、福岡がやられるところには、
注目していたようだが・・・。
ただ、全体的には、作り手側の自己満足じゃないの、
みたいな、制作費20億円の映画であった。
メインキャストの草磲剛や、豊川悦司の迫真の演技など、
見所も多いが、日本が沈没するというのが、説明不足、
それでいてそれが前提条件なのが、無理があるけどね。
実際には、外国人との外交的な場面があるだろうとか、
注文を出せばきりが無いし。
眼に入るシーンを純粋に観て楽しむのが、いいんだろうな。
ということで、興味のある方は、ぜひ観にいってくださいね。