先日、不動産会社鄯社のK社長と夕食を共にした。
彼と僕とは、以前勤務していた会社の同期生。
3年勤めた後、会社を飛び出した彼は、経験を積んで、
自ら会社を起業した。
会社は急成長し、今では30人規模にまで拡大した。
僕の所属する会社、L社とは、複数のプロジェクトを、
共同して進めている。
鄯社が事業主、L社が商品企画者となって、集合住宅を
計画、プロデュースをしている。
鄯社はディベロッパーとして、拡大途上にある。
今年は、勝負の年。
一気に5物件200戸の集合住宅の分譲を予定している。
K社長は、夢を語る。
できるできないは別として、前向きなコメントを連発し、
僕は彼のペースに引込まれてしまう。
彼は、うらやましいほどに、夢を語る。
鄯社の分譲する住宅を購入するお客様とは、
一生涯、つきあっていきたいという。
住宅分譲会社は、売ったきりで、おしまい、
と考えられがちなところ、彼は逆の発想である。
鄯社のお客様は、徹底的にフォローする姿勢だ。
僕はと言えば、夢を語れない。
誰かの役に立ちたいとは思っているが、
具体的な想いを抱いていない。
夢を持って、一生懸命頑張れば、いつか現実となる。
Dream comes true.
彼は、一歩ずつ、ステップを登っていく。
客観的に見て、僕にもそれがわかる。
僕の夢は、なんだろうか?
夢を持って、僕も飛び出したはずだった。
夢は、今の延長線上にあるのか、ないのか?
まあ、分からなくても、支障はないが・・・。
夢を語れる人に、なりたい。
とにかく今は、夢を語る人たちと一緒に、
プレイヤーとして、頑張ろうと思う。