金ちゃんの本音と建て前+plus

エス・デザイン代表のブログ

トレンドは、中古住宅


Yosui Inoue - Shounen Jidai

 夏が過ぎ 風あざみ

 誰のあこがれにさまよう

 青空に残された 私の心は夏模様 ♪

 (詩・曲・唄:井上陽水「少年時代」)

 

夏が終わりに近づくと自然に口ずさんでしまう「少年時代」、

歌詞の中にその少年は出てこないが「夢はつまり想い出のあとさき」など、

幻想的な言い回しが一層なつかしさの呼び水となり、

それが何とも夏の終わりに相応しいのである。

 

猛暑に翻弄された今年の日本の夏、外出もせずリオ五輪三昧、

睡眠不足に悩まされたのは、僕だけではないだろう。

過去最多のメダルラッシュに沸いた日本選手団リオ五輪の閉幕は、

同時に東京五輪へと続く道のスタートライン、

既に4年先を目指すアスリートたちは、もう走り出しているのではと、

想いを馳せている。

 

さて、今回は中古住宅と住宅診断について、少しお話をしたいと思う。

まず、中古住宅のトピックから。

 

政府は、中古住宅を購入する際に必要なリフォーム工事の費用を、

1件当たり最大で50万円補助する制度を創設する。

欧米に比べて少ない中古住宅の取引を活発にし、深刻になっている

空き家問題の解消につなげることが目的である。

また対象を40歳未満の購入者に絞り、若年層が使えるお金を増やして

個人消費を底上げする狙いもある。

日本経済新聞Web刊2016/8/21より)

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秋の臨時国会で成立すれば年内にも新制度が始まり、政府は少なくとも

5万戸の利用を見込んでいる。

補助の対象は、自分が住むために中古住宅を購入する40歳未満の若年層。

子育てなどに伴い可処分所得が少なくなる傾向にある若年層に狙いを定めて、

住居費の負担を軽くしようとするものである。

40歳以上の方は対象外、残念!

政府は、全国的に増えている1千万円を切る中古物件を買うと、購入費よりも

改修費のほうがかさみかねないので、リフォーム費用を補助すれば

若い層の購入意欲が高まるとみている。

 

新制度は、リフォームの施工業者が中古住宅の購入者に代わって

国の事務局に申請し、補助金を受け取って工事代金を安くする仕組みを

想定していて、申請の際には、専門家によって物件の傷み具合を判断する

住宅診断を受けていることが条件である。

補助額は住宅診断にかかる5万円のほか、耐震補強や省エネ改修など

リフォームの内容に応じて最大50万円となる。

 

この制度が実現した場合、注意しなければならないのは、新制度に乗じて

過剰な改修工事を持ちかけてくる悪徳リフォーム施工業者の存在か。

新制度をうたい文句に、見積金額を吊り上げたりするケースが考えられる。

上限50万円の補助額に対して、購入者のリスクが増えるようでは

新制度の意味がないし、対策を考えておいた方が良いと思う。

 

次に、住宅診断。

 

住宅診断は、中古住宅などを購入する際に住宅の傷み具合や安全性などを

第三者の専門家が点検する仕組みで、「ホームインスペクション」とも

呼ばれている。

ふつうの消費者では見抜きにくい住宅の欠陥が事前に把握できるようになり、

中古住宅の購入を考えている消費者の不安を払拭する狙いがある。

 

国土交通省は住宅診断を推進しており、先の通常国会で取引を仲介する業者が

売り手や買い手に住宅診断を受けるかどうかを確認するよう義務付ける法律が

成立している。

日本は欧米より普及が遅れていて、国交省は住宅診断の普及などを通じて、

2013年に4兆円だった中古住宅市場を、25年までに8兆円に倍増させる目標を

掲げている。

 

ここでいう住宅診断は簡易的な方法、検査に大掛かりな機材は使わず、

目視や触診などによって実施されるもので、5万円程度の費用でできる。

例えば柱や床がシロアリなどの被害で腐食していないか、

床が過度に傾斜していないか、などをチェックする。

検査結果は書面で依頼主に報告され、住宅リフォームの基本的な資料になる。

しかし、目視、触診による診断で重大な欠陥を見つけることできるかどうか、

不安な部分も残る。

診断がアバウトでも、やらないより、ずっと良いという考え方なのだろうか。

日本経済新聞 朝刊2016/8/21より)

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 新築住宅は買って住んだ瞬間から中古住宅になる。

その中古住宅市場について言うと、取引数や新築住宅に比べた流通比率は

限定的である。

その理由は、これまで適正な価格査定手法や金融評価などの仕組みが

整備されてこなかったこと、また建物の劣化について見極めるための

ホームインスペクション(住宅診断)といった慣行が根付いてこなかったこと、

などが考えられる。

「中古住宅はよく分からない」という漠然とした不安から、新築へ流れる

という状況が長らく続いてきたのではないか、というわけである。

(日経電子版 不動産リポート2016/7/13より)

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ところが数年前に国が中古住宅・リフォーム市場の育成に本格的に乗り出すと、

市場のプレーヤー、不動産会社も次第に増加しているのである。

中古住宅に対する不安や懸念が以前より払拭されやすくなったのか、

中古住宅の流通比率も、徐々にではあるが高まりつつある。

中古住宅は一般的に価格交渉が可能だが、その根拠として第三者による

ホームインスペクションを利用するのは賢明だと思う。

ホームインスペクター(住宅診断士)は一級建築士などの有資格者であり、

価格査定を行う立場ではないのだが、建物の劣化具合や修繕の時期、

その概算費用などを教えてくれるからである。

こうした交渉材料をうまく利用できれば、根拠のある値引き交渉も

購入者にとって可能になるだろう。

 

僕なりのまとめは、こうである。

 

40歳未満を対象に中古住宅の改修費を補助する新制度は、若い層の住宅購入

とりわけ中古住宅の購入を促進すべく始まる。

これに伴い、新制度に必要な住宅診断も普及していくことが予想される。

国の補助がないとして、40歳以上のミドル層も住宅診断を上手に活用すれば、

お目当ての中古住宅を価格交渉して値下げ、良い買い物ができるかもしれない。

 

トレンドは、中古住宅である。

 

ところでリオ五輪が終わり、オリンピック・ロスでモチベーションがイマイチだ。

しかし、それを見越していたわけではないが、1か月後の来る9/24(土)、

ヤフオクドームリレーマラソンに、既にエントリーしちゃっている。

5月に無事完走した宗像でのリレーマラソンメンバーを中心に、有志7人で

42.195kmに再びチャレンジすることが決まっているのである。

優勝を目指すどころでは到底なく、オリンピックのように金メダルを

もらえるレースでもない。(参加Tシャツは、必ずもらえるけどね、^-^)

走り終えたら、金メダルの代わりにキンキンに冷えた生ビールで乾杯する、

これが、オヤジたちの流儀である。

 

前回より練習して、本番がんばります!(^^ゞ

 

P.S.しばらくぶりのアコギ、大学院が夏休みに入ったので集中レッスン中。

      あこがれのクラプトンの弾き語りは、いつマスターできるやら f^^;)


Eric Clapton - Tears In Heaven - Unplugged - alternate take

建築士の役割を考える

この度の熊本地震、想像を絶する事態に先の見えない中、大変なご苦難、長期に及ぶご不安、熊本県大分県被災された皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。

 

地震、今回は継続して頻発する未だ経験したことのない地震活動によって、数多くの建物、家屋が倒壊、水道、電気、ガスのライフラインが寸断されるなど生活ができない状態になってしまいました。

このような状況下で、隣県に住む私たちが早く何かをしてあげたい、食料、飲料水、毛布を送って届けてあげたいと考えるのは、日本人のDNAが働くからだと信じています。

しかし一般人は、私も含めてですが、災害対策の専門家ではありません。

まだ続いている地震の収まらない被災地では、現地に行ったところで役に立つかどうかも分からず、返って足を引っ張る結果になるとも限らないですし、自分に何ができるのか落ち着いて考えることが大切だと思います。

早々に行動を起こす方を否定するわけではありません、その方の勇気ある活動は、必ず被災者に想いと共に届いていると思いますし、むしろ感謝の気持ちが大きいです。

 

地震被災で、いつも胸が痛むのは、建物の倒壊によって人命が失われる、命を取りとめたとしても意識不明の重体、障害が残る重症を負う方がいらっしゃることです。

人の生活を守るための建物が、地震によって凶器となり命を奪う、生活を混乱させることは、あってはならないことだと思います。

熊本地震では広範囲に渡る複数震源から何度も揺さぶられて、ボディーブローのように押し寄せる地震により建物が受けるダメージも次第に大きくなっていきます。

建物の倒壊の仕方も一通りではありません。

地震そのもので壊れる以外に、山沿いの土砂崩れによるもの、建物の損壊を免れても出火して火災が発生する、隣の家の倒壊に連鎖するなど、複数のケースがあります。

地震により被災した建物が、倒壊しないで済むように建てられていたのかどうか検証することや、立地や建て方など設計や建設のやり方によっては防ぐことができたのかどうかを考えることは、大切だと思います。

これを行う機関は、国であれば国土交通省被災した県、市町村など地方公共団体ですが、実務面で必要になる人材は、建築に関わる専門知識を持っている人です。

私はその時こそ、一級建築士二級建築士木造建築士の出番と考えています。

 

実は、既に一部の建築士が活動を始めています。 

被災建築物応急危険度判定」という業務です。

これは地震直後、早急に、余震等による被災建築物の倒壊、部材の落下などから生ずる二次災害を防止するとともに、被災者がそのまま自宅にいてよいか、避難所へ避難したほうがよいかなどを判定するために公共団体が行う調査です。

応急危険度判定は、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。

その判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。

また、これらの判定は建築の専門家が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。

一般社団法人 日本建築防災協会HPより抜粋)

 

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応急危険度判定は誰が行うのでしょうか?

応急危険度判定は、市町村が行う地震発生時の様々な応急対策のひとつです。

しかし、阪神・淡路大震災のような大規模震災の場合には、判定を必要とする建築物の量的な問題や被災地域の広域性から行政職員だけでは対応が難しく、民間の建築士等がボランティアで「応急危険度判定士」として協力した事例があり、東日本大震災においてもその経験が活かされています。

民間の建築士等は都道府県が行う講習を受講して知識を得た後「応急危険度判定士」として登録される制度となっています。

 

つい先日、NHKのテレビで熊本地震被災地にて「応急危険度判定士」が実務を行う現場が報道されました。 

「危険」「要注意」と判定された家屋の住民の方はショックで脱力してしまい、とても気の毒でした。

しかしながら、そのおかげで潔く避難して命の危険を回避することができるのなら、価値のある制度だと思いました。

私も公共団体の講習があれば、直ぐに受講しようと身構えています。

 

被災期間は計り知れませんが、いずれ復興へ向かう日が来ます。

まずは被災建物の調査・診断をする。

残すか、壊すか、残すのであれば耐震補強、壊した後に建てるのなら耐震・免震・制震など地震が起きても安心な建物の設計・建設を心がけて、再び人が安全に暮らせる街並みを作っていく。

それをやることこそ、建築士の使命であります。

 

私たち建築士が貢献できること、強く意識して励んでいきたいと思います。

 

出るど~、リレーマラソン!

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何事もスタート気分の4月、学生であれば入学、新学期、学生でなくとも、

新しい人との出会い、新しい仕事への取組み、新しい自分の発見を始めるに

相応しい、桜咲き舞い散るこの季節は、何かワクワク、ソワソワしたり、

ドキドキもして、少し忙しい気持ちになったりするのである。

 

今までやろうと思っていたけど出来なかったことなどを、節目の4月から

チャレンジするのも良いかもしれない。

 

僕もこの4月、いくつかの新しいことを始めようと思っている。

 

今回はその中のひとつ、体力づくり?と言うか、むしろリハビリ?

少し年寄り的なニュアンスだが、とにかく運動を始める所存である。

これを記事にすることは、自分の首を絞めることにもなりかねないが、

あえてそれをすることで、自分を動かしていこうと思う。

 

で、来る5月15日(日)「第17回グローバルアリーナリレーマラソン」

宗像市で開催)に出場エントリーしました\(^o^)/

 

この大会は、1チーム4人~10人で構成し、フルマラソン42.195kmを

リレーで走破するというレースである。

募集は250チーム、宗像市グローバルアリーナ陸上競技場に設営された、

1周2kmのコースを21周、メンバーの走る距離は自由、制限時間4時間以内

というルールになっている。

 

ところで、1チーム4人~10人という条件は何か微妙な設定である。

1人当たり走る距離をどのくらいにすればいいのか、人を集めてみないと

決められないし、想像できないのだから。

 

人集めは難しいことなので、僕と同じくらい運動不足の人を捕まえて、

意見を聞いてみようと思った。

参加を決める前に、参考に聞くだけ聞いてみようと思ったのである。

 

まず声を掛けたのは、僕が起業する以前に勤務していた会社の後輩、

2歳下のMくん、今は立派になって上場企業の支店長に出世しているが、

あっさり乗ってきた、面白そう、参加しましょう、である。

ひとりじゃないことが、こんなにもあっけなく人を走らせる気持ちに

させるのか?

最初に彼に声を掛けたのは間違いだったかもしれない、と思った(^-^)

 

最低4人でエントリーできるので、必要最小人数、あと2人だ。

意見を聞くつもりが、とりあえず2人になったので、さらに声掛けして、

3人目、同じく後輩のAくんが参加を表明した。

このAという男、見かけは沈着冷静で用心深そうなのだが、実はテキトー?

なところもあり、誘っておきながら疑ってしまう悪い先輩であった。

 

あと1人で計4人、エントリー可能、ここから時間を要した。

 

おそらく4人目になるかもしれない人は、1人当たり10km走らなきゃじゃん、

それはムリッ!みたいな?ことを感じたのかもしれない?

こちらは出る気満々、最悪4人でエントリーしよう、既にそんな気持ちに

なっているのだから、いささか冷静ではなくなっていた。

10kmということは、2kmを5周して、誰かがさらに2.195km走らなきゃ?

いけないことを忘れていた、完全に・・・。

 

ついに4人目、参加表明してくれたのは、大学時代の同級生のMくん、

今は大手設計事務所の中堅社員である。

ある先輩から「Mくんが走りたい、と話していたのを聞いたことがある」

という何ともあいまいな情報、それを頼りに連絡をしてみたところ、

すんなり、OK牧場!(by ガッツ石松

確かに彼は、走りたがっていた、情報に偽りはなかった。

しかし問題は、彼がまだ走り始めていなかったこと。

そう、ただ走りたいだけだったのだ、戦力になるかどうかは未知数?

 

やれやれ、これでエントリーできる状態になった。

僕としては、エントリーできるだけで幸せ、的な気分になっていた。

 

目標とは特に数字の場合、達成した途端に伸びることが往々にしてある。

参加表明した4人の各々方が、方々で誘いをかけていた人が、次から次に

手を挙げてくれた。

 

結果、9人が集まり、もう1人の枠を残して出場エントリーが叶った。

うん、何でしょうね、この気持ちは?

まだ一歩も走っていないのに、達成感アリです(笑)

 

エントリーはネットで簡単、クレジットカードで参加料を支払った。

後で回収するにしても、9人分の参加料はまとまったお金である。

欠席者が出ないよう、みなさんの管理も大切なのである。

 

こうして36歳~51歳の男、9人がタスキをつなぐことになったのだが、

中年男が9人、黙々と走る姿を想像すると、リレーマラソンというより、

4時間耐久レースと呼んだ方が、しっくりくる感じもするのである(^o^)/

 

さあ、次はいかに走れるカラダにするか、が課題である。

メンバーのコンディションづくりは各自の自主トレーニングが頼り。

 

しかし、せっかく9人で走るので、合同練習とはいかないまでも、

ちょっとしたプチイベントを企画してみようか、など考え中である。

 

休日に大濠公園を一緒に走って、その後、飲み会とか?

(せっかく走って体脂肪を燃やした後、もったいないかな?)

何か機会をつくって、コミュニケーションを図りたいと思う。

 

走るイメージソングは、やっぱ THE BLUE HEARTS かな?


トレイントレイン

イノベーションその3

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イノベーションその3、発表します!

 

その1:アコースティックギター、ジャズ(ブルース)レッスン中

その2:九大MBA大学院入学・通学、4月9日入学式、授業スタート

 

1.音楽 ➡ 2.勉学 と来れば、次は自ずと ➡ 3.スポーツ!

 

だが、齢(よわい)51となり運動を始めると思えど容易ではない。

 

48歳のキング・カズ(サッカー)、42歳のイチローMLB)、

43歳の葛西(スキージャンプ)のようなレジェンドと呼ばれる

アスリートは、普通の人間ではない。

昨年、50歳で引退した、中日の山本昌投手も尋常ではなかった。

 

あの人たちはプロの中の、超プロフェッショナルである。

自分に厳しく、人一倍トレーニングを課して、妥協をしない。

しかし、ケガをするところまでは、ギリ追い込まない。

その絶妙なる技術を、素人がマネすることは困難である。

 

だけん、なん(何)?博多弁なら、こう突っ込まれる(>_<)

 

僕としては、ジワリと始めたい、のである。

 

ウォーキング ➡ ランニング

これはよくあるパターンだが、3日坊主を何度も繰り返した。

理由は、面白くないからである。

レースに出て、記録の短縮など楽しみが出来るまでが、長い。

 

候補は、昔取った杵柄(きねづか)のバレーボールもあるが、

イメージにカラダの動きが追い付かないから気持ちもツラい。

そもそも日常との動きが違いすぎ、故障の危険が大である。

学生時代のように、出場大会での成績など、目標がない中で、

モチベーションも上がらないのだ。

 

だけん、アンタなんが言いたいと?さらなる突っ込み(ノ_<)

 

僕としては、楽だけどカッコもよく、徐々にレベルアップ、

そんな都合のいい運動、それを始めたい、のである。

 

結論、ロードバイク、自転車を始めます!

 

はよ(早く)言わんね、つぁ~らんね~。(つまらんね)

文字にすると、博多弁が不自由な人みたいになってきた。

 

自転車が、かっこいいと思ったのは、例えば、この写真。

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例えばじゃなくて、この写真で決めたのである。

この人の自転車、ビアンキBianchi)のロードバイク、カッケ~!

 

サイクルヨーロッパジャパンのwebサイト:Bianchi

 

当然、この手の自転車は、いいお値段がするのである。

Bianchiは、イタリアの老舗、自転車メーカーで最も長い歴史を持つ。

 

清水の舞台から飛び降りる、つもりで購入した。

 

あんまりいい自転車を買ってしまったもんで、ほとんど事務所の中。

雨の日を避け、天気のいい日と仕事が暇な日が重なった日を選んで

ジワリと乗り始めた。

 

しかし、そんな乗り方では、ちっとも運動にならないのだが f^^;)

 

4月からの通学にBianchiを使うのなら、片道10km、往復20kmだ。

これを始めて継続すれば、イノベーション3になるはずである。

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たのむよ、Bianchiくん、安全に僕を乗っけてくれたまえ!

ご主人様、重量オーバーです。

ん、なんか言った?(笑)

 

フレディ・マーキュリーの声が懐かしいですな。


Queen - Bicycle Race

電子版は紙面版を超えるか?

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ついこの間、新年が明けたと思えば、1月が早くも行こうとしてるし、

追いかけて、逃げる2月が近づいてきた。

ボヤボヤしているとすぐに去る3月まで来てしまう。

オマケに今年は申年なので、去る(サル)スピードも速そう?

 

さて、今回は「新聞のデジタル版」についてお話をしたいと思う。

 

最近は若者の新聞離れが進み、新聞業界は頭を痛めてるという。

昔なら「君たち、新聞もろくに読んでいないのか?

そんなことじゃ、ちゃんとした社会人になれないよ。」

なんて説教をする年長者の方が正義であったはずなのに、

次第に読む人の方が減る一方になっていて、メディアとしての

新聞はその立場が険しくなってきた。

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それでは若者は何を情報源にしているのかと言えば、言わずもがな

インターネットであり、パソコン、タブレットスマートフォンで、

最新のニュースをキャッチすることが当たり前になってきた。

 

やがてその流れが本流となり、この頃は年配の方までググって検索するし、

次代を担う子どもたちから見れば、新聞の存在などあってもなくても

関係なさそうなのである。

 

そのように肩身が狭くなってきたかに見える新聞ではあるのだが、

事実を告げるニュース記事を掲載するだけではなく、他にも、

新聞各紙で特徴の異なる「社説」、記者の意見や見解による「特集」、

「書評や映画のレビュー」、「社会」、「文化」や地方によって異なる

「地域ニュース」などの記事を広める役割があり、簡単に捨てられない

大切な媒体だと僕は思っている。

 

もちろん新聞業界が黙っているわけではなく、次の一手を打っている。

それが「新聞のデジタル版」、「電子版」とも呼ばれるものであり、

簡単に言えばインターネットで配信する新聞で、特別な感じもしないが、

読者は会員契約によって有料で読むことができるという仕組みである。

一部の記事のみ無料とするものなど、もっと読みたい人は有料でどうぞ、

と促すものもある。

 

大きな特徴は3つ。

 

1つめは携帯性の良さ、パソコン、タブレットスマートフォンで、

いつでもどこでもチェックできる。

 

2つめは速報の提供、号外として最新ニュースをリアルタイムで配信、

読者にはeメールで知らせてくれる。

 

3つめはアーカイブ、いわゆるバックナンバーを検索することができる。

 

今や、デジタルツールの仲間入りを果たしているとも言っても良い。

電子版はアナログの紙面版に加え、各新聞社がコンテンツの操作を行い、

必要な情報を読者が選択して読めるようになっているのだ。

 

主要全国紙(朝日・毎日・読売・産経)は軒並みデジタル版を強化し、

朝刊・夕刊をデジタル版に反映したものを積極的に展開している。

 

しかし、最もデジタル化を進めているのは経済紙の日本経済新聞だろう。

日経新聞は、グループで業界新聞や多くの業界別雑誌を出版している。

「日経電子版」をその豊富なコンテンツを活用するプラットホームとして

位置づけ、普及を図っているのである。

イメージキャラクターの玉山鉄二さんをテレビCMでご覧になった方も

たくさんいらっしゃると思うが、若者をターゲットとしているのだろう。

  

ここまで自分で読み返してみると、「オマエは日経新聞社の回し者か?」

と自らにツッコミを入れてしまう?(笑)

 

実は「2月末まで購読無料」という売り文句に簡単に乗ってしまい、

「日経電子版」を読み始めている。

きっかけは文化面の「私の履歴書」、1月から小掠佳さんの連載が

始まっていて、2月末まで無料期間で読んでみたいと思ったからだ。

ヨコシマな動機で始めたが、今のところ、すっかりハマってしまい、

読み損ねたとしても後から記事を呼び出してカバーできる仕組みは、

とても良いなと、独りごちたりしている f ^^;)

 

一方、実家で母が読んでいる毎日新聞は、読者は無料でデジタル版を

閲覧することができるので、その権利を拝借して「デジタル毎日」も

読んでいる。

日経新聞と比べるととても読みやすい、というか一般紙なので。

毎日新聞は1872年創刊、日本で最も古い歴史を誇り、戸別配達を

世界に先駆けて実施したそうだ。

そんな毎日新聞もチカラを入れているのが「デジタル毎日」である。

ちなみに今日、チェックしたのは、「腹凹ウォーキング」太らない、

病気にならない体を手に入れる!提唱医師に聞く健康管理法、

という特集記事。

欲しい情報?無条件反射的に目に入り、熟読した(^-^)/

 

このように、新聞のデジタル版は大変簡単に情報を得ることができ、

さらに過去に遡って記事を検索することで個別に深読みも可能だし、

交通機関で移動中や待ち時間に効率よくニュースをチェックしたりと、

メリットは多いようである。

 

僕の結論としては、新聞のデジタル版は、買い!ということになるが、

如何だろうか?

 

ただ、大学受験に失敗した後の浪人時代、朝刊の新聞配達に従事、

若干過酷なアルバイトを経験した小生としては、新聞配達店の統廃合、

それに伴う雇用の減少が心配なのである。

 

夜明け前に聞こえてくるあのホンダスーパーカブ(原付バイク)の

エンジン音は、嗚呼、今日が始まるなあ、みたいな颯爽感も奏で、

それが無くなると、小生、寂しいような気もするのであります。

 

 

全国的に寒波襲来、寒い日にはWinterSong、ハマショーかな(^^♪


悲しみは雪のように

年末の設備投資

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PanasonicTOTOのコラボレーションモデル、発表!(^O^)/

 

そして、遂に今、そのベールを脱いだ!

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これは、トイレの便器がTOTO製で、温水洗浄便座がPanasonic製というお話。

年末の締めくくりに、事務所のトイレをリノベーションしたのである。

 

施工前は、こんな感じ。

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事務所のトイレが和式の水洗便器で、今までガマンして使っていたのだが、

TOTOのスワレットという商品を知って、速攻、採用決定。

 

上の写真の左側がスワレット、穴の部分のカタチが和式の便器を連想させる。

ところが、それは単純に和式便器の上にかぶせるだけの商品ではなかった。

日本が誇る衛生陶器製造会社、TOTO、中を水が流れる構造とは、さすが。

スワレットは陶器製で重量が15kg、水道管から給水し本体上部の縁からも

水が流れるしくみになっていて、自らの便器面も洗浄する優れものである。

 

右側がPanasonicの温水洗浄便座、ビューティ・トワレ。

各々ネット通販で購入、取り付けのみ設備工事会社に依頼して施工した。

 

締めて、税込48,000円くらいかな?我が社の給排水衛生設備投資である。

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なんか、カッケー、新幹線みたい?

 

TOTO製で揃えたいところだったが、ウォシュレットは価格設定が強気。

価格.comとかで調べても、ビューティ・トワレの方がその半額くらいだった。

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操作盤のデザインは曲線のフォルム、必要最小限の機能、シンプルでよし!

 

「ビューティ・トワレ」を直訳すると「美しいトイレ」だが、「トワレ」は、

「オードトワレ」の略称でもあり、化粧水のニュアンスを漂わせる。

「オードトワレ」は、香水とオーデコロンの中間濃度の化粧水であるゆえ。

 

実際には、ウォシュレットのまがい物なのではあるが、ネーミングは、

ビューティ・トワレの方が、イカシテいるのではなかろうか。

 

他に、LIXIL製ならシャワートイレ、東芝製ならクリーンウォッシュとか、

名前が違うのに、世間では、みんなウォシュレットと呼ばれている(笑)

 

トイレ掃除をすると運気が良くなると言われているが、今回の改装工事も

きっと幸運を招いてくれることだろう。

 

今年は終わり、来年も一歩一歩、進んでいきましょう!

 


スガシカオ   kokua / Progress

イノベーションその2

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じぶんイノベーションその1、アコースティック・ギターの習得。

これについては、前回の記事「Close To You」で、少し紹介したのだが、

あれは11月25日にアップしたので、その2を語ることができなかった。

 

何故?

合格発表が11月27日だったので、まだ触れることができなかったのである。

というか、落ちていれば無かったこと、になっていたからだ。

 

合格したのは、九州大学大学院経済学府専門職学位課程の入学試験。

合格専攻は、産業マネジメント専攻、世間でいうところのMBAのひとつ、

それは、社会人を主に対象とした、夜学のビジネス・スクールである。

 

合格発表は、Webでも公開されていたので、当日、仕事の打合せ中に

こっそりスマホで確認したのだが、そこに僕の受験番号はなく・・。

え~、イノベーションのひとつが消えちゃったかな・・?

 

一度はあきらめていたところに、あろうことか合格通知郵便が届いた。

 

もう一度、今度はPCでWebを確認する、んっ?僕の番号があるじゃん、

あれ合格してるやん、スマホで再確認、それは「平成27年度 入学試験」、

PCの方は「平成28年度 入学試験」、あれあれスマホで見た合格発表は

昨年のものだった、とな(笑)

 

うっかり八兵衛、である f ^^;)

 

そうか、平成28年度か、だよね、と改めて喜んだ。

身内からは、喜んだ後、逆に落ちるパターンじゃなくてよかったじゃん、

と笑われたのだが。

 

ビジネス・スクールは、定時制のごとく、平日の夜に授業がある。

「経営と産業技術の知見をもって、アジアで新たな事業価値を創造する

ビジネス・プロフェッショナル」を育成する教育プログラムを修学する。

 

アジアのリーダーを目指します!

というところに、ものすごく魅力を感じ、チャレンジしようと思った、

までは良かったのだが、大きな試練が。

 

格通知と同封されて、1枚のレジュメが入っていた。

「特に、英語力の強化が必要と認められる方」へ、入学までに英語力を

鍛錬して、TOEICで750点くらいのレベルにしなさい、とのお達し。

 

イノベーションその3、英語の習得が自動的に付加されることになった。

英語による専門科目授業もあるから、必須である。

 

とりあえず、お金のかからない、NHK「ラジオ英会話」からスタート、

Eテレ「ニュースで英会話」を見たり聴いたり、TOEICの受験、試験勉強、

あと与えられたIDで、九大の英語学習サイトを利用したりとか、ふ~。

 

大変な道を選んでしまったかもしれない・・。

 

これでは、その1のアコースティック・ギターの上達に支障が出るかも?

それより本業の方は、大丈夫なのかあ~?

 

ひとりツッコミ、ひとりボケ、が絶えない今日この頃である。

 

何もしなくてもクリスマスが来るし、正月も迎えるし、時は過ぎてゆく。

 

「月日は百代の過客にして、行きかう年もまた旅人なり」

松尾芭蕉が綴った「奥の細道」の冒頭の句、現代もその通りだと思うし。

そのくだりの後、何が書いてあるのかは知らないのだけれど(^-^)

 

 

そろそろ、クリスマスなんで、懐かしのEPOでも♩


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